山陰一人旅

今年のGWは何年ぶりだろ?久しぶりにソロツーに出かけました。ずっと行きたいと思っていた山陰地方です。
山口(長州)の史跡、萩、秋吉台、石見銀山、出雲大社・・・そして城めぐり!私に与えられた時間は3日。
いかに有効に時間を使うか。まず、行きはフェリーを使い、疲労せずに上陸する!
林道は走らないので、ライディングシューズにして、歩くことに重点を置きました。

5月1日:大阪南港を17:20に出港、新門司港に5:20に到着する名門フェリーを使いました。
これなら、関門トンネル(二輪100円)を使えば、下関にはあっという間に上陸出来ます。

初日(5月2日)のルートです。


まずは、朝ご飯!腹ごしらえです。下関の
唐戸市場の食堂で舌鼓を打ちます。ここの市場、観光客目当てかと
思いきや、そうでもなさそうです。朝の6時から活気付いています。
「よし食堂」にて、ふぐ刺し定食を・・・
唐戸市場内は活気に満ち溢れています。この中の人も「よし食堂」に出前を頼んでいるようです。ちゃんぽんとかの注文が多かったかな? 市場前からは関門海峡が見渡せます。すぐそこは九州。泳いで渡れそうなくらい。ここから、長州軍は外国船に砲撃をしかけた事件がありました。 きた〜(^o^)丿ふぐ刺し定食1100円!てっさも美味しかったのですが、ふぐのアラ煮がGood!いい味出してます。ご飯が進む!市場の食堂最高・・・

次に目指すは秋吉台・秋芳洞
「ま、たかが洞窟。たかがカルスト台地(四国カルストには行ったことがある)」と思ってたのですが、なんと!
スケールが違う!洞窟に入る入場料も
1200円!(高い)。でも行って良かった。
神秘的な水の色です。 百枚皿。自然の作り出す芸術作ですな〜。何万年とかけて出来てるんでしょうね。 上からはツララ?いえいえ。
コウモリは見当たらなかったのですが、この洞窟に千匹くらいはいてるとか・・
雫の一滴一滴がいつの間にかマリア像を作ってしまいました!?この石柱、3cm伸びるのに400年かかります! 15mの高さの石柱。実際に見ると何も言葉が出ません。出るのはため息ばかり・・・ 秋吉台もスケールが大きい!草原の中もいくつも遊歩道があります。その草原に石灰岩がにょきにょき立つ姿は、これまた自然が織り成す不可思議な風景


圧倒された秋吉台を後にして、次なる目的地の「萩」に向かいます。
は、関が原の戦いに敗れた毛利氏が移封された土地です。明治維新の立役者が数々と出た、松下村塾もあります。
萩に着いた頃がちょうどお昼時でしたので、
「うに釜飯」をご相伴に預かります。
萩は、うにが良く捕れるそうです。食べたお店の
「うに釜飯」は、残念ながらだしの味が濃すぎて、
うにの風味を消していました。値段の割には・・・ やっぱり生で食べるのが良いです。
後ろの
指月山にも砦が築かれていて、毛利家の、幕府への思いがわかるような気がします。
うに釜飯。 近くの体育館では萩焼き祭り。萩焼きは日本三大焼き物のひとつです 江戸時代の毛利氏の居城となった萩城跡(指月城)後ろの山が指月山
石垣と堀しか残ってませんが、綺麗に保存されています。 城内にある茶室。わびさびの世界ですね〜 屋敷長屋。これも保存状態が良いです。

萩は、城下町がそのまま残っているので、道も一方通行が多く、入り組んでいます(敵を入れにくくするため)
車での移動はかなり大変です。バイクか、自転車がお勧めです。城下町の入り口に大きな駐車場があります。
そして、私が今回、萩の城下町での一押しが、
口羽家の武家屋敷です。
見事な長屋門となまこ壁! 井戸の周りも石が敷いてあります 防犯道具の槍とさすまた等々

萩城下を少し離れて、次に、吉田松陰松下村塾に行きます。神格化されていて神社に祭られています。
吉田松陰と松下村塾
 こんな小さな私塾で教育をしていたそうです。(後に10畳を増築) この私塾の中から、高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文、久坂玄瑞等、明治維新の立役者がぞくぞくと世の中に出てきました。その時、吉田松陰27歳!しかも、教育していた期間がたったの1年間だったとのことです。松陰は身分に関係なく、学びたい人は誰にでも、その人に応じた教育をしたそうです。

 その松陰も、
安政の大獄で刑死されてしまいます。その遺志を受け継いだ松下村塾門下生が、明治維新の原動力になったのは言うまでもありません。

次は、周遊パックコース通り、から津和野に向かいます(^_^;)
そこで一つ知ったことが・・・ 
津和野って、島根県だったんですね!?
中国地方の小京都です。こじんまりとしていますね。真っ赤な
石州かわらの家々が印象的でした。
綺麗に整備されています。夜に歩くとまた良さそうです。 この奥にある建物は役場です!すごい・・・ 人力車もスタンバってました。
さて、ここ津和野のお城は山城で、町を見下ろす結構な高さの山の上に建っています。観光リフトもあるのですが、
ここは、頑張って登山道で上がることにしました。30分強くらいはかかりましたでしょうか。
戦国時代も終わり頃になると、山城は不便なんで、平城に変わっていくのですが、
この
津和野城毛利氏への備えもあって、堅固な山城を明治まで維持しつづけたようです。
観光リフトの先に登山道があります 険しい道です。ここは、まだましな方 頂上より津和野の町を望む
石垣が残るのみです。坂崎出羽守→亀井氏で維新にいたる かなり広い敷地です。
ここからの眺めは最高!!
はっきりいって登るの大変でした。帰りはリフト使ってしまった

ツーリング初日は、ここまで!益田市の大谷温泉かじか荘にて宿泊。
朝食付きプランで予約をしていたので、夕食は益田市で食べればいいや。と計画していたのですが、
この益田市、
外食するお店が無い!1時間くらいさ迷い続けたのですが、結局ラーメン餃子定食に・・・
観光にもあまり力が入っていないようで、特に見るところも無く宿にいきました。
ただ、室町時代の水墨画の
雪舟という人を取り上げて、盛り上げていこうとしているようです。
海岸線沿いは、綺麗なんで、隠れスポットかも。夕日時はカップルには最高でしょう(^o^)v

で、この
かじか荘、ひなびた温泉気分が味わえます。益田市内から20分くらいの距離にありますし、
夜は、車通りも無く、裏の川の流れと、かじかの声がするだけです。料金も朝食付きで5,500円!
宿の方も、設備は古いのですが、きちんと掃除もしてあります。風呂の後、ここのご主人と益田の話をしたり、
近くにお住まいの、写真家で、元校長先生だった方(温泉に入りに来られた)とお話したりと、楽しく過ごしました。
これも一人旅ならではの醍醐味ですね。一人だと向こうも話し掛けやすいでしょうしね。
この日は、ぐっすり眠りました。普段の寝不足を取り戻しておかなくては!

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