さて今回は「エリザベート」のニックネームについてです。
ヨーロッパ、アメリカ圏の方たちは聖人や、その土地の偉人の名前を付ける事が多いですよね。
そのためこんなことが起こったりします。
「こんにちは。僕はペーテル。僕の気の合う仲間を紹介します。親友はペーテル。
バイト先のチーフはペーテル。僕のおじいちゃんはペーテル。隣のおじさんはペーテル。・・・(続く)・・・。」
てな具合に同じ名前の仲間が周りにわんさかいる現象が起こってしまいます。
だから彼らは知恵を絞り、ダブらないようにそれぞれの特徴を生かして、
本名とは全く別のニックネームをつけたりします。
・・・、しますけど、昔からある根強いニックネームは未だに健在です。
あの名前にはあのニックネーム。という風に決まっているんですね。
先例のペーテルならば(ハンガリーでは)ペティ。
日本では<ひさこ>さんというお名前の方は「ちゃこ」ちゃんと呼ばれる事が多いでしょう。
<みつこ>さんは「みっちゃん」といったように皆が知っていて親しみのある、
おなじみなニックネームがありますよね。
では本題の<Elizabeth>。
英国では「エリザベス」と読み、<エリザベス>さんたちは
(Lizリズ)(Lisaリサ)(Beth,Bessベス)というニックネームがポピュラーとして使用されていますね。
(まだあるとは思いますが、いかんせん無知なもので・・・。)
では、ハンガリーでは・・・?
[Erzse'bet]と書いて「エルジェーベト」と読みます。
そしてニックネームは・・・?
(Erzsiエルジ)(Erzsikeエルジケ)(Zsikeジケ)(Bo:zsikeブジケ)
(Bo:skeブシュケ)(Bo:beブベ)(Bo:zseブジェ)
などが挙げられます。
なんだか・・・。びっくりじゃありません?
(エルジ)(エルジケ)とかは分かるんですけど、(ブベ)(ブジケ)になると、どうも・・・ね。
エリザベート=ブベ
という図式は私の中で成り立たなかったなぁ・・・。今はもう、大丈夫というか慣れましたけど。
ちなみに(~ke,ka)というのは日本語で言う、(〜ちゃん)になります。
だから(Erzsikeエルジケ)は(エルジちゃん)ってことですね。
名前って面白いですよねー。
ちなみに私のお友達の[Erzse'bet]は(Bo:beブベ)と呼ばれています。
皆が「ブベ」「ブベ」と彼女の事を呼んでいて、彼女も「ブベって呼んで。」と言ってたので、
何も考えずにそう呼んでいました。
そんなこんなでしばらくしてから住所やTelNo.などを交換した時に、
彼女から渡された紙に[Erzsébet]の文字が・・・。
私:「え? なに? ブベって本名Erzse'betっていうの?」
Böbe:「うん。」
私:「へー。なんで”ブベ”っていうニックネームなの?」
Bo:be:「知らない。両親がそう呼んでるからだと思うけど・・・。
Erzse'betの名前の人って結構多いよ。ブベっての。」
私:「え・・・? ”ブベ”ってErzse'betのニックネームだったのぉー? 知らなかったー!」
とびっくりしました。
ハンガリーではErzsébetさんは物凄く多いです。統計とかはしらないですが、私の周りに結構います。
まぁ、ハンガリーに限らず、ヨーロッパには沢山のErzse'betさんがいらっしゃるんでしょうけど。
しかし
ブベ=エリザベート=シシィ
という、エリザベートを通してのふたつのニックネームの図式は、どうしてもしっくりこないなぁ。
皆様もそう思いませんか?