|
マン盆栽には大きく分けて3つの愉しみがあります。
まず「植物を育てる愉しみ」。
良さそうな鉢に良さそうな土を入れ、そこに良さそうな木を良さそうな配置で植えて、さらに良さそうなコケを生やす。水をやり、光と風に当て、マンボをたっぷり聴かせれば、すくすくと育ってくれます。
次に「フィギュアを選ぶ愉しみ」。
ショップに並ぶフィギュアを見るのは心躍ることです。その中から「どのフィギュアを使おうかな」と選ぶのは最高の愉しみです。所持金と相談しなくてよいなら生涯最高の愉しみになるかもしれません。
この2つは、どちらが先ということはありません。
フィギュアショップで、今あるミニ盆栽を思い浮かべながら、あそこにこんなフィギュアを置いてみたい、と空想しながらイメージに近いフィギュアを探すこともあるでしょう。奇妙なフィギュアを見つけ、そのフィギュアに負けないようなミニ盆栽を創ってみる、というシチュエーションもあります。
「タマゴが先か、ニワトリが先か」なんて気にする必要はないのです。
季節が変わると木も装いを変えます。新緑、深緑、紅葉、落葉。
そしてフィギュアにも春夏秋冬を感じさせるものがあります。同じミニ盆栽でも木の様子によってフィギュアを変えれば、まったく違ったマン盆栽になる。「植物を育てる愉しみ」と「フィギュアを選ぶ愉しみ」の幸福なマリアージュがここにあります。
そして、忘れてはならないもう1つの愉しみが「見立て」です。
ミニ盆栽にフィギュアを置いただけでは、「マン盆栽」とは呼べません。それはジオラマの延長に過ぎないのです。
それがマン盆栽に昇華するのは、創る人がそこに物語を描いたとき。そして見た人がそこに物語を感じたとき。そしてマンボ!
最近、「マン盆栽をやってみたい」という人が増えています。
しかしミニ盆栽が手元になかったり、フィギュアの入手が困難だったり、といろいろな障害があるのも事実です。
だから予言します。ヴァーチャルマン盆栽の登場を。パソコンによるマン盆栽シミュレーターが登場することを。
それがあれば誰でも、ミニ盆栽を作り、それにフィギュアを配し、そこにストーリーを描くことが可能になるでしょう。
不幸にも、わたくしにはそれを作る技術がありません。
でも「マン盆栽をやってみたい」というあなたの気持ちに少しだけ応えることはできます。
今、ミニ盆栽を1つ用意しました。
そこにフィギュアを置いてみました。
これをあなたのキャンバスにしてください。
もちろん、作ったわたくしの頭の中にはタイトルもストーリーもあります。
それを発表してしまえば、もうわたくしのマン盆栽として完成し、あなたに先入観を植え付けてしまいます。
ですからそれはまだ言いません。
さあ、このフィギュア付きミニ盆栽を、あなたの手で「マン盆栽」に!
マン盆栽の「タイトル」と
そこに流れる「ストーリー」を
メールで応募してください。
応募作品はすべて当サイトで公開させていただきます。 |