最終更新日 2009.9.14
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百年 毎日酔ったとて、たった三万六千遍
『金瓶梅』より(訳/小野忍・千田九一)/その一(2001.4.4)

科学。新貴族。進歩。世界は進む。なぜ逆戻りはいけないのだろう。
これが大衆の夢である。俺たちの行手は『聖霊』だ。俺の言葉は神託だ、嘘も偽りもない。俺には解(わか)っている、ただ、解らせようにも外道(げどう)の言葉しか知らないのだ、ああ、喋るまい。
ランボオ 『地獄の季節』より(訳/小林秀雄)/その二(2001.4.11)

ああ、あざむけ、あざむけ。ひとたびあざむけば、君、死ぬるとも告白、ざんげしてはいけない。
太宰治 『二十世紀旗手』より/その三(2001.4.17)

「もしも目が覚めたときに、自分が地獄にいるって気づいたら、そりゃ、死んだっていうことなんでございます」
屋敷の年老いた女中が、たしかこんなことを言っていた、と彼は思った。
格非 「オルガン」より(訳/関根謙)/その四(2001.4.30)

男は底知れぬ忍耐力の持ち主だった。なんでも心得ていた。六十二通りのコーヒーの煎れかたを知っていた。
G・ガルシア=マルケス 『族長の秋』(訳/鼓直)より/その五(2001.5.3)

記憶に頼って何かを述べるなどということは、それ自体すでに科学ではない。
林望 『書藪巡歴』 より/その六(2001.5.9)

女房も厄介なものだが、女房でないやつは、もっと厄介だな。
トルストイ 『アンナ・カレーニナ』(訳/木村浩)より/その七(2001.5.16)

「助けてくれえ!」
きまり文句!・・・・・・そう、きまり文句で結構・・・・・・死にぎわに、個性なんぞが、何の役に立つ。型で抜いた駄菓子の生き方でいいから、とにかく生きたいんだ!
安部公房 『砂の女』 より/その八(2001.5.24)

われわれの住む世界はひとつの過失、無様なパロディである。
ホルヘ・ルイス・ボルヘス 『悪党列伝』(訳/中村健二)より/その九(2001.5.31)

その礼を失すること、傍若無人ぶりは、たしかに高貴と名づけてもよい。
北杜夫 『楡家の人びと』より/その十(2001.6.7)

誰もが、何もしないことを含めて、勝手なことをしている。
海老沢泰久 『週刊ベースボール』 (2000.12.4号)「識者の視点」より/その十一(2001.6.16)

人はなぜ、自分にとってもっとも必要なとき、それにふさわしい年齢でいることができないのだろう。
田中芳樹 『銀河英雄伝説』 より/その十二(2001.7.21)

あなたたちの深切は、遊びだ。享楽(きょうらく)だ。
太宰治 「お伽草子」所収「浦島さん」より/その十三(2001.7.25)

罪は人間と人間とのあいだにあるもので、法と人間とのあいだにあるものじゃない。
山本周五郎 『栄花物語』より/その十四(2001.8.16)

要するに政治だ。そして政治は、いや、現世は、いくら通じてみたところで不毛なのだ。
佐藤賢一 『双頭の鷲』 より/その十五(2001.8.21)

わたくし、たったいまにでも死んでしまいたい。あなた、死ぬのがこわいのでしたら、百歳までも長生きしなさったらいかが?
曹雪芹 『紅楼夢』より(訳/伊藤漱平)/その十六(2001.9.7)

ジリ貧ジリ貧というが、ジリ貧はドカ貧に優ること数等だ。陸軍は油は一年しかもたんとかにて、追っては海軍に油をもらいに来る恐れがあり、若い者が戦(いくさ)を急ぐのは無理も無いが、この際戦争に入るのは、慎(つつし)むを要する。国内問題は決心一つで、どうでもやれる。外国関係にてヘマをやると、国家百年の患(わずら)いとなる
阿川弘之 『山本五十六』岡田啓介の談話より/その十七(2001.9.15)

(前略)人はみな生きるのに時間を浪費しているよ。だからもう労働するだけの時間が残っていないんだ
B・ヴィアン 『日々の泡』より(訳/曾根元吉)/その十八(2001.9.26)

霧はまるで秋の匂(にお)いがする。
モーリャック 『テレーズ・デスケイルゥ』より(訳/杉捷夫)/その十九(2001.10.31)

「名誉にかけて誓えるかね?」
「誓うよ。ただし、敵意にかけてだ」

G・ガルシア=マルケス 『百年の孤独』より(訳/鼓直)/その二十(2001.11.25)

理由はなんであれ、自分は嫌われものだという自信がある。
ブラッドリー・トレバー・グリーヴ 『The BBlue Day Book』より(訳/石田享)/その二十一(2001.12.1)

人生に近道なし
人生に失望なし
人生に待ったなし
江本孟紀 『野村克也 知将の思考』より/その二十二(2001.12.7)

(あんず)の葉っぱは杏の香(か)がする
蜜柑の葉っぱは蜜柑の香がする
それでも葉っぱは葉っぱっぱ
(中略)
いばらの葉っぱにゃお針がついてる
花の無い葉っぱは花のよに咲いてる
それでも葉っぱは葉っぱっぱ
北原白秋 『葉っぱっぱ』より/その二十三(2001.12.31)

こんなやつらが成仏できりゃ、天下の坊主は楽なもの
『金瓶梅』より(訳/小野忍・千田九一)/その二十四(2002.1.18)

正直言って、そんなテキストをいくら読んでもどうにもならなかった。僕に必要なのは、千の一般知識ではなく、ひとつの具体的な言葉(キーワード)だった。
涼元悠一 『青猫の街』より/その二十五(2002.1.24)

この世界では、個人はきみが思っているほど個人ではないよ。
池澤夏樹『マシアス・ギリの失脚』より/その二十六(2002.2.4)

「あの人って、ほんとにばかよ」と、彼女はアマランタに言った。「わたしのために死ぬような苦しい思いをしている、ですって。まるで、わたしが腸閉塞(ちょうへいそく)みたい」
G・ガルシア=マルケス『百年の孤独』より(訳/鼓直)/その二十七(2002.3.25)

「俺は天才ってのが一番嫌いなんだ。一度も言われたことねーからよ !!」
ハロルド作石『ストッパー・毒島』より/その二十八(2002.4.1)

「あまりにも美しすぎるよ。もうちょっと待ってみよう」
「待つことは短調のプレリュードだ」
「きみにそんなことを言わせるものは何だろうね」
B・ヴィアン 『日々の泡』より(訳/曾根元吉)/その二十九(2002.5.9)

極限というのはどういうものか。それを乗り越えると勝手に体が動く状態だ。
村田兆治 『哀愁のストレート〜もっと速い球を!〜』より/その三十(2002.6.15)

真実に通じている人間だけが嘘(うそ)をつくことを知っていたのだ。
G・ガルシア=マルケス 『族長の秋』より(訳・鼓直)/その三十一(2002.6.27)

ヒューマニズムの立場からくりかえします。よくお考えになってみてください、せめて人生で一度ぐらいは、根本から考えてみるようになさらなくちゃあ。
ドストエフスキー 『永遠の夫』より(訳/千種堅)/その三十二(2002.7.24)

一枚の大きな板は壊れやすい。
本川達雄 『ゾウの時間 ネズミの時間 〜サイズの生物学』より/その三十三(2002.8.4)

倒れまいと思って次々に足を出す、それが走るということだ。四つん這いから立ち上がった最初の猿は、きっと全力で走ったのではないだろうか。
村上龍 『コインロッカー・ベイビーズ』より/その三十四(2002.8.9)

将軍はとつぜん治療を止めさせた。
「このままでいい」と言った。「敗北者には絶望が似合っている」
G・ガルシア=マルケス 『迷宮の将軍』(訳/木村榮一)より/その三十五(2002.8.16)

ボールを投げられない投手って、もう投手じやないでしょう?ただのオヤジですよ。 走ってばかりいたから、走るオヤジ(笑)
川崎憲次郎『週刊ベースボール』(2002.2.25号)より/その三十六(2002.8.27)

過ぎたことをふりかえるとき、人間は神になりうる。
司馬遼太郎『坂の上の雲』より/その三十七(2002.9.2)

私には天国よりも、地獄のほうが気にかかる。
太宰治「佐渡」より/その三十八(2002.9.15)

人の皆行うことで人の皆言わないことがある。
森鴎外「ヰタ・セクスアリス」より/その三十九(2002.9.22)

世間を味方につけるということは奥様、とりもなおさず、世間に決して同情の涙を求めないということなのです。
三島由紀夫 『美徳のよろめき』より/その四十(2003.1.15)

だが「楽しまなきゃ損だ」という言い方はとことん卑しい。いったいいつから人生は損得勘定になったのか?
勢古浩爾 『まれに見るバカ』より/その四十一(2003.2.9)

哲学は男だけに論じる資格があるわけじゃないわ。
中年 女が哲学を論じられないなんて言ってない、哲学はお互いの一時しのぎでなんにもできやしない、一種の知的ゲーム、女も男と同じようにいくらでも論じられるよ。ただ女には女の、男には男の哲学があって、どちらもなんにも解決できないのさ。
高行健 「逃亡」(訳/瀬戸宏)より/その四十二(2003.2.14)

なるほどたしかに痛くはあったろう、しかしひとには我慢しなければならぬ決定的瞬間というものがあるのだ
カフカ 『審判』(訳/中野孝次)より/その四十三(2003.2.17)

たとえば、なぜいつも敗北者だけが告白し、支配者はしないのか。それは告白が、ねじまげられたもう一つの権力意志だからである。告白はけっして悔悛ではない。告白は弱々しい構えのなかで、「主体」たること、つまり支配することを狙(ねら)っている。
柄谷行人 『日本近代文学の起源』より/その四十四(2003.2.24)

・・・浩生(ひろお)、てめ〜、性格変わったなあ・・・・・・昔は天使のよーに そりゃあ かわいかったのによ〜
おねーさん・・・二十歳(はたち)過ぎても天使みたいだったら そりゃバカですよ
「バカにはちがいあるめェ? あんたも」
「む・・・・おねーさんのオムコには負けますよ 頭が軽そーで寸足らずの いや〜なかなかご立派だ〜 あんなのが義理の兄になるのかと思うと 僕はもううれしくてうれしくて あ・・・涙が・・・」
川原泉 『3月革命』より/その四十五(2003.3.2)

精いっぱいの憎しみをこめて計画をたてたので、愛のためであっても同じようにしたかもしれないと考えると体が震えた。
G・ガルシア=マルケス 『百年の孤独』より(訳/鼓直)/その四十六(2003.3.10)

暗い心をもつものは暗い夢しか見ない。もっと暗い心は夢さえも見ない。
村上春樹 『風の歌を聴け』/その四十七(2003.3.17)

そんな相手の態度にたいする軽蔑を隠そうともしないで、ヘリネルド・マルケス大佐は答えた。「お断りだな、アウレリャノ。堕落したきみを見るくらいなら、死んだほうがましだ」
  「絶対にそんなことにはならない」と、アウレリャノ・ブエンディア大佐は言った。「さあ靴をはいて、いまいましいこの戦争の片をつける手伝いをしてくれ」
  戦争を始めるのは簡単だが、それを終わらせるのは容易でないということを知らずに、彼はそう言ったのだ。
G・ガルシア=マルケス 『百年の孤独』より(訳/鼓直)/その四十八(2003.4.3)

気の弱い男というものは、少しでも自分の得(とく)になる事に於いては、極度に恐縮して汗を流してまごつくものだが、自分の損ななる場合は、人が変わったように偉そうな理屈を並べ、いよいよ自分に損が来るように努力し、人の言は一切容(い)れず、ただ、ひたすら屁理窟を並べてねばるものである。極度に凹(へこ)むと、裏のほうがふくれて来る。つまり、あの自尊心の倒錯である。
太宰治『新釈諸国噺』より/その四十九(2003.4.7)

死んでしまっても放逐ですかい?教会が天国まで支配しておいでということになりますと、神様はどこをおさめておいでですかい?
堀田善衞『路上の人』より/その五十(2003.4.20)

例えば、正確な文章でなくても、格調と気品がある文章を私は尊敬します。
三島由紀夫 『文章読本』より/その五十一(2003.5.5)

祈りの言葉を何か知っているとしたら、それを唱えるのは今しかない。
オグ・マンディーノ 『十二番目の天使』より(訳/坂本貢一)/その五十二(2003.5.22)

「百歳になると、人間はもう、愛だの友情だのをなしですますことができます。悪や、不本意な死ももうこわくない。芸術、哲学、数学のどれかを実践したり、チェスのひとり勝負をしたりする。自殺したければしてもいい。人間はおのれの生の主人であり、またおのれの死の主人にもなります。」
「それはなにかの引用ですか?」とわたしは訊(たず)ねた。
「たしかに。もはや、われわれには引用しかないのです。言語とは、引用のシステムにほかなりません。」
ホルヘ・ルイス・ボルヘス『砂の本』訳/篠田一士)/その五十三(2003.8.18)

あれがほんものの名門だな。他人が何を考えているか、一切、おかまいなしだ
陳舜臣 『曹操 魏の曹一族』/その五十四(2003.9.3)

時代が変われば、時代とともにすべてが変わるさ
長塚隆二 『ジョゼフ・フーシェ』./その五十五(2003.9.19)

「(前略)いまのところ名案も浮かばず、さりとて泣くわけにもいかん。だから、やむなく笑っている次第なんだ
『西遊記』(訳・中野美代子)/その五十六(2003.9.26)

「勝負は家に帰って風呂に入るまで分かりません」
『週刊ベースボール』(1996年10月21日号)より、長嶋茂雄氏の言葉/その五十七(2004.9.3)

だれかを見下すヤツは、かならずだれかにへつらうヤツである。
勢古浩爾 『まれに見るバカ』/その五十八(2004.9.8)

神の手間かずをはぶくために科学というものは存在するのです。
司馬遼太郎 『坂の上の雲』/その五十九(2004.9.15)

「たしかに、おれは阿呆さ」と彼は雨雲のようにくらい顔で、ポツリと言った。「だが……きみもだぜ」
ドストエフスキー 『罪と罰』(訳/工藤精一郎)/その六十(2005.6.1)

「だから闇討をかけろといったのだ、小菊どの、貞もわかったか、おれの首が欲しかったら不意を衝(つ)け、計略を設けろ、義朝(よしとも)公のように討ち奉(たてまつ)れ、わかったか
山本周五郎 『明和絵暦』より/その六十一(2005.6.11)

本当に公平であるということは、それ自体もう人間的ではない。
阿刀田高 『旧約聖書を知っていますか』より/その六十二(2005.6.17)

善行をする者はひとりでやりたがり、愚行を行う者は仲間をほしがる。
田中芳樹 『銀河英雄伝説』 より/その六十三(2006.1.1)

礼儀正しい人間は退屈する義務がある、賛成ですな、(後略)」
ドストエフスキー 『罪と罰』(訳/工藤精一郎)/その六十四(2007.1.6)
 
 
「どうしてピストルなんかを持っているの?」と彼は聞いた。
「人を信頼するのに役に立つのさ」とイギリス人は答えた

パウロ・コエーリョ 『アルケミスト 夢を旅した少年』(訳・山川紘矢・山川亜希子)/その六十五(2009.8.9)

(ああ、悲しいひとたちは、よく笑う)
   太宰治 「おさん」/その六十六(2009.8.15)
   
  「ほかの人を苛めてはいけないし、苛められてもいけない。苛められてばかりいると、最後には悪い人になってしまうよ」これがおばあさんの口癖だった。
    陳凱歌 『私の紅衛兵時代 〜ある映画監督の青春〜』 (訳/苅間文俊)/その六十七(2009.8.19)
 
すなわち、ほかの誰かをえらくする原因をこしらえる人は、自滅するということだ。
  マキアヴェリ 『君主論』 (訳/池田廉)/その六十八(2009.9.1)
 
人は努力をやめれば、いくら若くても、それからは老後である。
  宮城谷昌光 『香乱記』 /その六十九(2009.9.14)
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