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小学校の頃、マンガクラブというのに入った時に、友達が見せてくれたのが出会い。いや、本当に爆笑した。いまにして思えば、結構大人びたシニカルなギャグも多いのだが、何しろ面白かった。
ワンセット五人の集団を大量に配置する、という作者の勘所のよさはもちろんだが、成功した一番の理由は、どの集団も何らかの際立った価値観を共有しているのに対し、主人公の奇面組だけがその埒外にはみ出て、特定のものに価値を見いださなかった、ということだろう。それを変態と呼ぶのもすごい。そうした融通無碍なキャラクターだったからこそ、多彩な価値観のせめぎ合いの中で求心力を保てていたのに、終盤で恋愛模様もからまってしまうと、にわかにその「特定の価値観を有さない」という特色が薄れてしまい、あっという間に物語も閉塞状態に陥ってしまった。惜しい哉、しかし、それが『ハイキメ』の寿命でもあったのだろう。あ、それと忘れていたが、マンガ版の夢オチは許せない。十年から読ませといて、これはヤバイだろ、と思ったものだ。(2001.1.4)
PS.友人が教えてくれたのだが、あれは実は厳密には「夢オチ」ではなく、「循環する」ことを匂わせる終わり方だった。確かにそうだった、忘れていた。が、原作でははっきり描かれていなかった(と思う)ため、抗議が殺到したらしい。よって愛蔵版では、最後のコマに一堂零の影が書き込まれているということなのだ。それにしてもねえ、と思ってしまう。
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