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バスケは全然興味がなかったのだが、友人に勧められてよんだら、あっという間にはまってしまった。前半3分の1ぐらい、メンバーが集まってくるところまでは、過去のエピソードが連発していてまどろっこしい、という人もいるが、僕はそれもイケテルと思う派。桜木花道のキャラの立ち方は、メガヒットに値する大したものだと思う。マンガのキャラのガムシャラさだけで涙が出そうになるなんて、なかなかあるもんじゃない。試合中、ボールの事しか頭にない連中の集中力に、ほんとに引き込まれてしまったものだ。後半は、新しい相手が次々と出てくるため、ちょっと煩雑で思い入れも薄くなってしまったが、筆者のバスケへの情熱が、全然嫌味ではなく伝わってきて心地よい。
31巻まで描いて、わずか4ヶ月分しか話が進んでいないというのも、ちょっと珍しいマンガだ。物語の中での時間がほとんど流れていない分、他のマンガに比べると、キャラクターの性格の変化が少ない気がして、それも安定感を感じさせる要因の一つだろう。すべての登場人物が、初登場の時点で完成されたキャラクターを持っている点に、人物造型における作者の比類無き構成力を感じる。ちなみにバスケファンの知人に聞いたところでは、アメリカのなんとかいうチームのメンバーが、はっきりと湘北5人衆のモデルになっているのだとか。(2001.2.11)
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