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第76弾「くすり湯」
〜『熊本電信町に、くすり湯あり』とうたわれる歴史ある銭湯〜
 
くすり湯の入口は2軒の建物の間にある路地を……。 路地に入ればその奥にくすり湯発見! くすり湯の煙突 夜。くすり湯の看板はいたってシンプル。 入口の様子 なんとも味のある表札
 
 
ジャンル :銭湯
調査日  :平成14年4月29日(月)
場所   :熊本県熊本市新町1丁目(電信町)
営業時間 :14:30〜23:30
定休日  :毎月5のつく日(5日,15日,25日)
料金   :大人 330円(中学生以上)
       中人 120円(小学生以下)
       小人  60円(小学生未満)
泉質   :銭湯(薬湯は硫黄系の「ハップ」)
       井戸水使用
源泉温度 :銭湯
駐車場  :不明
 
 
   :『1冠王!』 
      ・薬湯は評判高いものらしい
      ・浴槽の湯は井戸水を使用
 
      ・浴槽は3箇所(メイン,薬湯,水 
      ・洗い場は12箇所、シャワーなし
      ・シャワー1箇所
            
      ・ケロリンの洗面器
      ・ロッカーはカゴ、カギはなし注意
      ・お手洗いは脱衣場内にあり
      ・脱衣場内に体重計、マッサージイス有
      ・受付は番台
 
 
コメント:熊本市新町の電停を降り、銭湯探索。このあたりに「くすり湯」がある。
     煙の出ている煙突が見えたのでその方向へ。ん、何か怪しい。入口が通りに面しておらず、
     金物屋の看板の下に「くすりゆ」と書いてあるのみ。
      そこから自転車1台がやっと通れる路地を入っていくとその突き当たりのほらあそこに
     暖簾が…。みたいな感じでくすり湯に到着。
 
      第一印象、怪しい。
       第二印象、怪しい、
        第三印象、怪しい……。
 
     建物は木造。昭和初期か大正年代の建築物か。
     しかし、中からは楽しそうな笑い声が聞こえてきてひと安心。さっそく中へ。
      意外と広い!
      そしてやさしそうな番台のおばさん。
     ここもロッカーはなくカゴを使用。
     浴場は古いが長年使われてきた年季の入った感じ。浴場に足を踏み入れて驚いたことが、
     床をドバドバ流れてくる湯と硫黄臭。「まさか、ここは掛け流しの硫黄温泉か?」と
     びっくり。種明かしをすれば、硫黄臭はここの薬湯風呂に用いられているハップという
     代物。ハップとは、草津温泉産の入浴剤で硫黄臭があり、黄色く濁っている。天然温泉
     ではないが温泉成分を原料としているので人工温泉と呼ぶにはふさわしい。
     掛け流しについては番台のおばさんに尋ねたところ、ここの湯は井戸水を汲み上げて
     使っているとのこと。その掛け流しか。メイン浴槽では横付けされたパイプの10箇所
     位の穴から湯が常時流れている。
 
     ここの創業はなんと江戸時代、古くより島原地方はもとより、四国地方、中国地方にも
     その名を知られる銭湯だったとのこと。なんと明治維新の「神風連の乱」では傷ついた
     兵士が療養に訪れたとか、第6師団が使ったとか、深すぎる歴史!
     日本三大人工温泉とも書いてある。
     とんでもない掘り出し物を見つけてしまった。
     正直いって、今まで「銭湯探し」を続けてきて本当に良かったと思う、
     そんな感動を得た銭湯である。
     自称「銭湯マニア」であれば、行ってみる価値はである。
 
アクセス:熊本市電「新町電停」もしくは「洗馬橋電停」、北へ徒歩約5分。
    
 

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