湯けむり部会報告
野沢温泉の楽しみ方
野沢温泉はスキー場では全国区である。珍しい村営のスキー場で、
スキー場は単一の自治体が所有するスキー場では全国一の規模を誇る。
村役場の部署がスキー場のゴンドラリフト乗場の中にあるのもさすが。
スキー場の全面積が270haあり、最長滑走距離が10km。1日ではとても滑りきれない程大きい。
その野沢温泉のもう一つの魅力はアフタースキーの楽しみ方にある。
野沢温泉はその名の通り温泉郷で、江戸時代からの湯治場でもある。
村内には地区毎に外湯がありその数は村全体で13箇所にも及ぶ。
外湯は近隣の村民が「湯仲間」という組合を作って管理している。
村民以外は宿泊客のみ「ゲスト」として利用できる。利用料は無料。
湯は硫黄泉で特有のにおいがあり湯の花が見られ、とても熱く、
洗い場の上がり湯も備え付けていないところが多いので、
体は宿の内湯で洗っておいてから「外湯巡り」に出かけるのが良い。
入口の扉を開けるといきなり風呂場と脱衣場があらわれるものもあり、
これは初めての方にとってはカルチャーショックなるものを受けるかもしれない。
なお、ここは外湯であるが洗濯場を併設しており、単なる浴場である以前に
社交の場でもある。地元の人も多いので風呂マナーには十分気を付けたい。
飲み屋もたくさんあるので風呂上がりに一杯も0K。
これだけ大きいスキー場ということに加え、ムード満点の温泉街と村民の方々の人情
が根強いファンを多くひきつけているのだろう。
とにかく、「スキー」「温泉」「旅情」と小生にはたまらないものばかりのパラダイス、
それが野沢温泉である。
「中尾の湯」
調査日 :平成12年12月29日(金)
場所 :中尾地区
泉質 :含硫黄−ナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉
(低張性アルカリ性高温泉)
湯色はやや茶。白い湯の花あり
源泉温度 :81.9度
施設 :・木造平屋建て
・浴場と脱衣場が一緒、1間構造
・浴槽は板張り、四角2槽、15人位入れる
・洗い場は10箇所
・上がり湯は出る?
・ロッカーは棚。靴置き場あり。
コメント :野沢温泉の外湯のうち、最も南にある外湯。
規模は最大といわれている。
浴場は入るといきなり仕切りを隔てて浴槽が。
脱衣場と同一場内なので浴槽につかっていながらも
自分のロッカーを確認できる。防犯上良いことでは?
「河原湯」
調査日 :平成12年12月29日(金)
場所 :河原湯地区
泉質 :単純硫黄温泉
(低張性アルカリ性高温泉)
湯色はやや茶。湯の花あり
源泉温度 :64.1度
施設 :・木造平屋建て、1間構造
・浴場と脱衣場が一緒
・浴槽は御影石張り、四角1槽、10人位入れる
・洗い場は3箇所
・上がり湯は出る?
・ロッカーは棚。靴置き場あり。
コメント :有名な大湯から坂道を下ったところにある。
こぢんまりとしているがまだ改装したばかりで新しい。
入口の扉を開けるといきなり浴槽が。湯気が立ちのぼる。
「十王堂の湯」
調査日 :平成12年12月30日(土)
場所 :十王堂地区
泉質 :含硫黄−ナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉
(低張性アルカリ性高温泉)
湯色はやや茶。黒い湯の花あり
源泉温度 :78.2度
施設 :・コンクリート2階建て
・浴場と脱衣場が一緒、1間構造
・浴槽はタイル張り、四角1槽、15人位入れる
・洗い場は4箇所
・上がり湯は出る
・ロッカーは棚。靴置き場あり。
コメント :ここの外湯はちょっとユニーク。大半の外湯と違い、
コンクリート造。しかも2階建て。女湯が1階、男湯が2階。
浴場自体はゆったり広めである。大湯通り散策の帰りに寄るもよし。
「新田の湯」
調査日 :平成12年12月31日(日)
場所 :新田地区
泉質 :含硫黄−ナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉
(低張性アルカリ性高温泉)
湯色はやや茶。白い湯の花あり
源泉温度 :81.9度
施設 :・木造平屋建て
・玄関、脱衣場、浴場で構成、3間構造
・浴槽はタイル張り、四角1槽、10人位入れる
・洗い場は6箇所
・上がり湯は出る
・ロッカーは棚。靴置き場あり。
コメント :下に下がったところ。
浴場自体はゆったり広めである。大湯通り散策の帰りに寄るもよし。
「秋葉の湯」
調査日 :平成12年12月31日(日)
場所 :秋葉地区
泉質 :含硫黄−ナトリウム・カルシウム−硫酸塩温泉
(低張性アルカリ性高温泉)
湯色はやや緑。黒い湯の花あり
源泉温度 :83.2度
施設 :・コンクリート造2階?建て
・玄関、脱衣場、浴場で構成、3間構造
・浴槽はタイル張り、四角1槽、10人位入れる
・洗い場は6箇所
・上がり湯はなし
・ロッカーは棚。靴置き場あり。
コメント :十王堂の湯より長坂湯はちょっとユニーク。大半の外湯と違い、
コンクリート造。しかも2階建て。女湯が1階、男湯が2階。
浴場自体はゆったり広めである。通り沿い(旧県道)にあり便利。
大湯通り散策の帰りに寄るもよし。
「大湯」
調査日 :平成12年12月31日(日)
場所 :大湯地区
泉質 :単純硫黄温泉
(低張性アルカリ性高温泉)
湯色はやや茶。白い湯の花あり
源泉温度 :66.2度
施設 :・木造平屋建て
・浴場と脱衣場が一緒、1間構造
・浴槽は板張り、四角2槽、15人位入れる
・洗い場は3箇所
・飲泉所あり
・上がり湯はなし
・ロッカーは棚。靴置き場あり。
コメント :野沢温泉外湯の盟主であり最も有名。シンボル的存在である。
木造のその立派な外観がすべてを物語る。
浴場は天井がとても高く、浴槽は板張りの
最も人通りが多い所にあり、有名なので混雑しやすい。
「真湯」
調査日 :平成13年1月7日(日)
場所 :真湯地区
泉質 :単純硫黄温泉
(低張性アルカリ性高温泉)
湯色は緑。黒い大量の湯の花あり
源泉温度 :66.2度
施設 :・木造平屋建て
・浴場と脱衣場が一緒、1間構造
・浴槽はタイル張り、四角1槽、8人位入れる
・洗い場は5箇所
・上がり湯はなし
・ロッカーは棚。靴置き場あり。
コメント :
浴場は天井がとても高く、浴槽は板張りの
最も人通りが多い所にあり、有名なので混雑しやすい。
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