湯けむり部会報告山梨県,南巨摩郡,早川町,南アルプス街道,早川,奈良田,西山温泉,北岳,丸山林道,広河原,野呂川
浴場の様子。開放感あって明るいヒノキ風呂は源泉掛け流し
(当日、デジカメを持参しなかったので早川町のHPより画像を拝借) |
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ジャンル :公営温泉施設
調査日 :平成15年9月7日(日)
場所 :山梨県南巨摩郡早川町奈良田
営業時間 :9:00〜19:00(冬季は18:00まで)
定休日 :毎週水曜日 料金 : 大人(中学生以上) 400円
小人(小学生以下) 200円
泉質 :アルカリ性単純温泉
(低張性弱アルカリ性高温泉)
ph8.6,湧出量40g/min
成分総計1.597g/kg(療養泉級)
源泉温度 :42.0℃
駐車場 :50台ほど |
施設:
『2冠王!!』
・源泉掛け流し
・シャンプー,ボディソープ備え付け
・浴槽は2箇所(あつ湯,ぬる湯)
・風呂はヒノキ張り
・洗い場は3箇所、全シャワー付
カランは源泉使用
・立ちタイプシャワー1箇所
・浴場からの展望は良好
・脱衣場に時計有り
・ロッカーは棚でカギ無し
・貴重品ロッカーはカギ付
100円返却型
・お手洗いは脱衣場に併設
・体重計有り
・脱衣場の洗面台も源泉使用
・自販機有り,売店有り
・飲食施設有り
・休憩施設有り(別料金)
・受付はカウンター
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コメント:女帝の湯だけに、ヌルヌル系泡付き! (妙な表現になってしまった -_-;)
甲斐国下における”秘境中の秘境”といえば奈良田集落。
今は南アルプス登山基地としての役割もあるが、ここは奈良時代の女帝、孝謙天皇 (聖武天皇の娘)が湯治で7年間滞在したという伝説がある。今でこそ県道が開通している
ものの途中には断崖絶壁や渓谷がある難所続き。徒歩しかなかった時代にはその秘境ぶりは
想像を絶するものだったであろう。車道が通るまでは周囲の集落とほとんど隔絶されていた
ためか、ここにしかない、甲州弁とは明らかに違う方言(関西弁に近いといわれている)
や民俗習慣、奈良に由来するといわれる地名とか、集落のほとんどが深沢姓であるとか、 日本で最後まで焼畑農法が行われていたりとかユニークな特徴がある。 さて孝謙天皇が実際に入浴したかどうかはともかくここには温泉が湧いている。それも 名湯と呼ぶにふさわしいものだ。奈良田はかなりの秘境だがこの温泉を目当てに行っても
損は無いところだ。
温泉施設自体に駐車場は無い。奈良田集落の最奥にある駐車場から集落道路を徒歩で
登ると集落を見下ろすところにある。施設はしっかりした木造で、古民家風の造り。
秘湯ムードも盛り上がるというものだ。
受付のカウンターで入浴料金を払い、通路を抜けて別棟の浴場へ。
ヒノキ風呂は2槽からなり、向かって左側に湯口がある高温浴槽、右側が低温浴槽となって いる。高温といっても源泉温度が42℃なのでさほど熱くは感じない。
湯は入ってすぐわかる無色透明のヌルヌル系。 そしてうれしいことに、小泡が体にまとわりついてくる。知らないうちに体中泡が付着。 これだね。名湯の証!
ヒノキ浴槽の香りもなかなか。浴場に露天風呂は無いが窓が大きいので眺望は良い。 長湯ができる気持ちの良さ。 難点を挙げるとすれば洗い場の数が少ないことか。早川町内の温泉では最強の人気を誇る
のに洗い場が3箇所しかない。洗ってる人の後ろでボーっと突っ立って待っているか、
掛け湯をして浴槽に入るしかない。でも源泉湧出量が少なめであるので施設規模的には
致し方ないか……。下手に施設を大きくして循環湯にでもされたらそっちの方がたまらん。
それと、ヌルヌル系温泉ゆえに滑りやすくなっているので浴場内での転倒に要注意!
風呂上りには飲食施設「こんぼうす」(奈良田弁で食いしん坊の意)で。
また、畳敷きの広い休憩室もある。こちらは別料金。土産には早川名産のみそやハム、
こんにゃく、天然水がある。
施設の周辺には曰く付きのダム湖、奈良田湖や山岳写真館、民俗資料館とかあってなかな
か見所あり。奈良田には数軒の民宿、旅館がある他、少し南には有名な西山温泉もある。
目前にそそり立つ3000m級の山、おいしい空気、静かな山里、泊まりで行ってみるのもいい だろう。
アクセス:国道52号線身延町下山地内にて県道37号線(通称:南アルプス街道愛称標識有り) へと分岐して約40km。浜松から約180km。
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