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2001年8.24興行 第7回むさ1クライマックス予選
ミラクルアゲインスト〜24日の金曜日〜 |
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むさ1の激戦が繰り広げられる中、下町で開催された史上初のファイプロ3団体による
合同興行。そこである選手が困ったことをやらかしてしまい、団体内は大騒ぎとなった。
ある選手はむさ1予選トーナメントをまだ勝ち残っていたのだが、彼は合同興行でWEWの変態マスクマン軍団
ナイトストーカーズに負けたら入るという条件を2つ返事でOKし、ものの見事に負けてしまったのだ。
怒ったのはむさ1予選敗退済みの選手である。
「お前こんな大事なトーナメント勝ってる時にヨソに負けやがって!」
「しかも軍団入りなんて条件呑みやがって!」
「むさ1をなんだと思ってやがるんだ!」
非難囂々、逆風吹きまくりである。その槍玉に挙げられたのは他でもない、ふG社長であった。
そこで社長を除く全選手が極秘に談合し、仮押さえしてあったSHOパレスを使い、
まさかの敗者復活トーナメントをぶちあげたのである。
されど身内に厳しい武蔵野プロレス、そのトーナメントの勝者は、
1.ふGがすげこまに勝ち、全勝でむさ1決勝に進んだ場合は無効となる。
2.ふGがすげこまに負け、3位決定戦出場となった場合、ふGの代わりに3位
決定戦に出場できる。
という微妙な心理的プレッシャーを含む、まさにミラクルなアゲインスト(向かい風)であった。
しかし前興行「ミスキャスト」におけるアンケート回答によると、
Q. 脱落するのは誰だと思いますか?
A.すげこま15% ふG70% ウララ2% マサシ13%(ビデオリサーチ調べ)
もはや語るまでもあるまい。今ここに70%に望みをかけた男達の夏休み大脱出作戦が始まる!
ミラクルアゲインスト特別ルール
むさ1予選ベスト4以下の全選手が参加。
ただし一回戦負けの選手は8人バトルロイヤル上位二名しか復活トーナメントに出場できない。
| 2全員揃って一回戦負けしたヘキムアカデミーの4選手と研矢と愉快な仲間達に混じってなぜか前興行でPAL山川に膝を破壊されたM☆Jグレートタイガーがエントリー。負傷中だというのに病院を脱走してきたのだろうか。さすがタイガー、気が強い男である。しかし本調子にはほど遠く、ベスト3に残るも最後はヘキムの必殺ピープルズドラゴンをもろにくらい、屈辱のカウント5を喫した。アカデミーの長として負けられないヘキムは綱渡りのような勝利を果 たし、もと3冠王者の面目を保つ。また乱戦に強い研矢組長は順当勝ち? |
| こちらは本命ヘラクをはじめトーナメントで待ち受ける選手としても何となく当たりたくない選手が揃う。そんな中で上がってきたのは新人カリヤスキーとミスター道場幻想こと猪原。安定勝ちできないバトルロイヤルながらカリヤスキーの勝ち残りは快挙といえる。そしてカリヤスキーには辛酸を舐めさせられ続けているヘキムの表情が険しくなる。専門家筋の評では今年むさ1で大暴れすると言われていた猪原もここでようやく本領発揮。脱夏休み&脱道場幻想へ向けていよいよ始動するのか!? |
| 予選ではすげこまにあっさり負けてしまったソラール先生だが、ここでは極道の研矢組長相手に太陽刑事としての腕を存分に振るう。やはり逮捕状が取れると捜査もやりやすいのだろうか(すげこまは容疑不確定)。論理的に追いつめて最後は強烈尋問コブラ。ギブアップではなく自白によってソラール刑事の勝利となった。 |
| むさ1予選トーナメントではマサシのチェーンコンボの前に沈んだD。しかしDは昨年も敗者復活戦から見事な返り咲きのドラマを見せ、実力をアピールした。しかし年頭に高崎道場へ出稽古に行き、飛ぶ鳥を落とす勢いのアイアン加藤は一筋縄ではいかなかった。ピンチになるたび場内に響く「ハドソーン!」の叫び声と共に高崎方面 からヘリコプターが飛来。その度に担がれてくるくるとリングを遊泳するDはペースを掴みきれず3カウントを聞いてしまう。ふG社長とすげこまはこの興行の存在を知らされていなかったはずなのだが……どうやら高崎のすげこまには情報が漏れていたらしい。恐るべし高崎道場! |
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武蔵野プロレス最大の道場である大松道場(旧武蔵野道場)の道場主を勤める猪原マサオ。むさプロの若手は口を揃えて「最強は猪原さんだ」「猪原さんは強い」と言う。リング上では綺麗なレスリングを見せるためラフファイター相手だとボコられているようにしか見えない彼の強さがこの試合では垣間見えたようだ。曲者ツネを投げまくり、あっという間に丸め込んでしまった。道場幻想、それはファンの評価へと昇華されるのか? |
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このトーナメントの原因ともいえるのふGに屈辱のボディスラムからの光速フォールをかまされたCha山岡。雪辱に燃える元エースはこの敗者復活のチャンスに新兵器を投入した! 序盤は手数の多いパルパルにペースを握られるも強引にパルパルの頭を引き下げるや場内に視線を走らせる山岡。3万人のファンが「あっ!」と叫んだ瞬間、パルパルは高い所のそのまた高い所へ上がっていた。ラストライド。パンダが遊園地を楽しんだ。 |
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新旧ロシア対決という寝かせておけばおいしいカードがこんな場面 で組まれていようとは。 それに勝利したのがヤングボーイのネオロシアであろうとは。そんなサプライズの重なったこの試合。小坂の動きはどうも伝説のSHO戦以降おかしい。これについて有力情報筋では「控え室で獅子の穴勢に袋叩きにされた」「鬼土家ディレクターに裏切られた」「SHOの裏技を受けたので3年後に死ぬ 」など論争が渦巻いている。 |
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3団体合同興行現場でふGの敗北を見ていたSHOこそ、この敗者復活トーナメントの仕掛け人だ。無論勝つ気満々である。初戦はヘラクを倒した侮れないモグタンだったがラフには強いSHO。問題なくモグタンを退ける。次で因縁の小坂とのリマッチは実現しなかったものの、その小坂に勝ったカリヤスキー戦。落とせない勝負に挑む。 |
トーナメント第七試合
アカデミーには夏休みがあるんだよ!
◯田中
vs ×ヘキム(8.46 ギロチンチョーク)
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バトルロイヤルからはい上がってきたヘキムを待っていたのはこれまたタチの悪いヒール田中シュナイダー。「田中は問題じゃない」と試合前に勇ましいコメントを残してリングに向かったヘキムだったが、田中のシュートはそんなもんじゃなかった。サミング、えげつないマウント攻撃、レフェリーのブラインドをついてのパンチ、そしてテイク・ア・ダイブに攪乱されているうちに喉元にガッチリギロチンがはまって万事休す。かくしてヘキムアカデミーはふたたび夏休みに突入するのであった。 |
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前興行にてSHO、D、Cha山岡、ヘキムと対戦した若手チーム。その中でフォール負けを喫した達っちゃんが若手の中でいち早く決起! 磨きをかけたバックドロップでココを失神KOしてみせた。シングルプレーヤーとしてはまったく評価されていない達っちゃんも、遂に一皮むける時が来たのだろうか? そして次の田中戦を勝ち、SHOに噛みつけるのか? 夏は兄(ヘキム)より強いのか? どうなのよ? |
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一回戦でヘリコプターフロム高崎でDを破ったアイアン加藤だが、ソラール刑事から高崎警察署に捜査の手が回り速攻で御用。秒殺気味の自白で試合終了。この厳しいトーナメントでこの速攻決着は大きい。ソラール刑事は優勝候補として一歩リード。この調子で問題のふG社長も逮捕されてしまうのか? |
トーナメント二回戦第二試合
やる気の山岡、道場主も遊園地葬
×猪原
vs ◯Cha山岡(8.56 ラストライド〜背面
片エビ)
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両者ともいい形で一回戦を勝ち上がってきたが、主導権を握ったのは猪原。セオリー通 りの攻めで山岡を押す。しかし今日の山岡は完全にセオリー無視。またも強引なラストライドで猪原を虫の息にし、さらにだめ押しのラストライド! 他に何をやった? というほどのラストライド勝ちに観客も選手もビックリ。誰よりも山岡本人 が驚いているという話も(笑)。 |
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古くは愛弟子マサシの足をキックで叩き折り、新しくは東北遠征中のDO−JOをスコーピオンで泣かせた鬼会長SHO。たとえ小坂を倒したとて所詮若手はSHOの前ではヘビに睨まれたカエルにすぎない。ソラールに次ぐ勝負タイムであっという間にネオロシアの超新星を片づけた。完全に決勝戦を想定してのハイパートに昨年むさ1準優勝 の意地を感じずにはいられない。 |
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ここで田中に勝てば一気に兄(ヘキム)より上? という欲が出たのか、それともやはり曲者相手では経験不足なのか、いいように田中のラフ&キックに翻弄される達っちゃん。あっさりチョークに捕まってタップ。兄弟そろって田中に仕留められるという屈辱。この落とし前はどうつけるのか? そして最短試合時間で上がってきた田中をSHOは止められるのか? |
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第二試合を2分台でけりを付けたソラールが俄然有利。当然長期戦に持ち込むしかない山岡だが、ここでもラストライドが猛威を振るう。博打気味に決まったラストライドで互角に持ち込んだ後は体格差を活かして最後は全体重を浴びせて押さえ込んだ。これにはトーナメント出場者も「山岡すげ〜」と感嘆。山岡堂々の決勝進出である。 |
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シューター、というと予選での小坂戦の悪夢がよぎるSHO。しかしどちらかというとラフファイターの気が濃い田中は戦いやすかったのか、田中の攪乱にもそれほど動じないSHO。こうなると田中は苦しい。最後はジャーマンが決まってSHOに軍配が上がった。昨年のスモールパッケージ連射で勝っていた闘いぶりに比べこの堂々とした勝ちっぷりはどうか? かくして決勝戦は山岡vsSHOという、ふGと因縁深い2人の対決となった。 |
トーナメント決勝戦
敗者の凱歌を聞け!
◯Cha山岡
vs ×SHO(6.40 入魂パワーボム)
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新たな因縁、名勝負が生まれたこの隠し興行のトリを勤める山岡とSHO。両者のメインでの対決はいつ以来だろうか? 団体を支えてきた両雄の戦いは短時間ながらも技と気合いの応酬となり場内もヒートアップ。しかしここで炸裂したのが山岡の全体重をかけたパワーボム。強靱な精神力を持つSHOも4連戦後にこれを返すのは無理だった。こうしてふGに破れた山岡はその座を奪う権利を獲得したのである。 |
総評
こんなわけでむさ1敗者復活かも? トーナメントはCha山岡の勝利で終わった。
次回の予選決勝でふGがすげこまに破れた場合、山岡が3位決定戦に出場するのだ。
むしろたまったもんじゃないのはBブロックのウララとマサシかもしれない。
なぜなら↓
Q. 脱落するのは誰だと思いますか?
A.すげこま15% ふG70% ウララ2% マサシ13%(ビデオリサーチ調べ)
なのだから。
※武蔵野プロレスでは、全興行全試合を実況解説付きビデオに収録しております。
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