Vega Gull Larus Vegae

 セグロカモメ 関東以西で最も普通に見られる大型カモメ。北日本ではオオセグ
 ロカモメの方が多い。内湾にも多く川を遡ることも多い。
juv.Larus vegae Tamagawa-rivver, Kawasaki, Kanagawa, Japan November 6th 1999.


セグロカモメ 幼羽 1999年11月6日 神奈川県川崎市多摩川河口
本種は大型カモメの中でも最も標準的な体型をしている。例えばワシカモメは本種より翼が短く嘴が

大きい。ホイグリンカモメは逆により翼が長く嘴は小さめ、と言った具合だ。
juv./1st winter Larus vegae, Choshi Chiba Japan, January

セグロカモメ 幼羽→第1回冬羽 千葉県銚子市銚子漁港
体全体の中で初列風切、三列風切、尾羽が黒褐色で目立つ。この点はオオセグロカモメ、
ワシカモメ、カナダカモメとの識別に役立つ。
1st winter Larus vegae, Choshi Chiba Japan, December 2nd 2000.


セグロカモメ 第1回冬羽 2000年2月12日 千葉県銚子市銚子漁港
本種の第1回冬羽は、ウスセグロカモメの北欧の基亜種argentatusにとてもよく似ていて識別は難しい。
argentatusのほうが全体に模様が粗く、特に三列風切に粗い鋸歯型の模様の目立つ個体が多い、尾羽の黒帯が狭く
付け根の縞が粗く目立つことが多い、などの違いがある。日本でも時折上記のような特徴を兼ね備えた個体が見られるが、
argentatusは、分布上日本に渡来する可能性はあまり高くないので、それらの個体もやはりセグロカモメのバリエ
ーションの一つなのかも知れない。
1st winter Larus vegae, Choshi Chiba Japan, December 12th 2000.

セグロカモメ 第1回冬羽 2000年2月12日 千葉県銚子市銚子漁港
この個体は上の個体に比べて、全体に模様がはっきりしない傾向がある。
 L.schistisagus
  オオセグロカモメ
 L.vegae
 セグロカモメ
 オオセグロカモメは大雨覆が暗色の帯になる個体が多い。
 ただし例外も多い。最も異なっているのが初列風切だ。
 オオセグロカモメは各羽の先端に、V字の淡色の縁取りが
 目立つ。そして、初列風切の上辺が白っぽくなっているのが
 この写真でよくわかる。これは各羽の内弁が淡色であること
 を示している。つまり、オオセグロカモメは降りている時以上
 に、飛んでいる時、初列風切が淡く見えるということだ。

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