ヤブヤンマ
2002. 8. 26 神奈川県
森の中の暗い小池などに住む大型のヤンマ。薄暗い環境を好み、夏期には主に朝夕の薄暗い時間帯に活動するので人目につきにくいが、ごく小さな止水で発生するので、街中の公園などでも適当な環境があれば住みついている。
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▲老熟♂の飛翔
青い複眼、胸の太い黒帯、ストレートで長い腹部が特徴。腹部先端上面に黄色い斑があり、低く飛んでいると肉眼でも目立つことが多い。
▲老熟♂(上と同一個体)
この時は朝方チラッと飛んでいたタカネトンボを期待して、林にに囲まれた小さな池の傍で粘っていたが、タカネトンボは結局その後一度しか現れず、代りにヤブヤンマがよく飛んでいた。まず池の岸に沿ってを♀が飛んでいるのが見られ、昼前にはこの老熟した♂が時折現れては池の上を飛んでいた。すでに最盛期の勢いはなく、フワ-ッと随分ゆるやかに何度か池の周りを廻った後、不意にス-ッと池から外れて出ていくと、あっさりすぐ近くの木の枝に静止した。直後にたまたま通りかかったスズメバチに突つかれて驚いて飛んだものの、すぐまた隣の桜の木に止まってしまった。望遠鏡に入れてみると、薄茶色に色づいた翅は所々破損しており、左側の後脚は途中で折れていて、シーズンももう終わりかけていることが実感された。

それにしても、ヤブヤンマは自宅近くでも結構見られるが、どういうわけかちゃんと止まっているのにいまだ遇ったことがなく、少しどこかに足を伸ばした時にはあっさりこういうチャンスに出会うのは一体どういうことなのだろう??より若い♂♀の静止 2001年
