ヒヌマイトトンボ
神奈川県

汽水域の葦原という非常に特殊な環境に住む小さなイトトンボ。葦原の減少などにより生息地は限られ、絶滅危惧種に指定されている。♂は胸部上面に四つ星模様があり特徴的。
 
 昔の写真をひっくり返していたら、10年ほど前に銀塩で撮ったヒヌマイトトンボの写真が出てきた。この時は鳥見のついでに「もしかしてヒヌマがいたりして・・・」とふと思って土手を降り、足元を少し探したら葦原の縁の草の刈り後であっけなく見つかってびっくりした。さらに見ていくと付近に5〜6頭くらいが集まっていた。この時あんまりにも簡単に見られたので、そんなものかと思っていたのだが、どうもヒヌマを見るのは結構大変だという話もある。実際今年この場所に再度デジカメで撮りなおそうと出かけたのだが、葦原の縁には影も形もなく、仕方なしに葦原に分け入って足をドロドロにしながら探し回ったが、ついに1頭も見つけることができなかった。確かにこんな小さな生き物が広い葦原潜り込んだら見つからなくても当然だが、数が減っていたり、実は居なくなっていたりはしないかとちょっと心配だ。多少時期が早めだったかもしれないので、またいつか挑戦の予定だが、最初の出会いのあっけなさに反して、やっぱり結構ヒヌマ探しは大変そうだ・・・。