平地から丘陵地の植物の繁茂した池沼に発生する小さな赤トンボ。生息地は低地寄りの地域に多く、数もあまり多くない。♂は成熟すると顔が青白くなるところから「舞妓」の名がある。
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複雑に入り組んだ胸部の斑紋が特徴。ヒメアカネやマユタテアカネに似るが、近くでこの斑紋を確認できれば間違いない。
以前から東京を中心に東へ行ったり西へ行ったりしてトンボを探しているが、東へ行くとよく目にするのがこのマイコアカネで、多くはないものの珍しいというほどではない印象だ。一方神奈川県では、県中西部についてはあまり詳しく知らないが、もしかして稀種と言えるほど少ないのではないか?と思ったりする。特に私のよく歩く多摩丘陵東部ではマユタテアカネとさらにヒメアカネも比較的よく見られるが、マイコアカネはほとんど見かけない。関東地方は大まかに言って西高東低の地形なので当然かもしれないが、もともと平地の狭い県では平野部の開発が進むと本種やアオヤンマのような平地性の種は一挙に稀種になってしまう、ということではないだろうか。
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♂は腹部先端の上付属器が反り返っている点でマユタテアカネに似るが、眉斑がない点ではヒメアカネにも似ている。

沼の周りの林縁部に沢山の未熟なノシメトンボとナツアカネが集結していたが、時々マイコアカネもその中に混じって見られた。しかしマイコアカネは一番落ち着きがなく、意外に撮影しづらかった。
