オオシオカラトンボ

 木陰のある水辺で普通に見られるシオカラトンボに似たトンボ。谷戸、溜池、公園の池や湿性植物園などで最普通種になっているところも多いが、木のほとんどないような開けた田んぼや池ではシオカラトンボばかりで、本種は見られないことが多い。
※シオカラトンボとはけっこう違いがあり、見慣れると一見して判るが、意識して見るまでは意外とわかりづらいかもしれない。
 
成熟してまだ比較的日が浅いと思われる♂
 
もう少し日が経っていると思われる♂
 縄張り争いなどの結果なのか、あちこち白粉が剥がれた引掻き傷のようなものが見える。

 

 

▲♂ 2002.7.4 神奈川県川崎市



 

▲♀ 2002.8.5 神奈川県川崎市

 ♀はシオカラトンボより黄色と黒のコントラストが強く、むしろ意外とコシアキトンボの♀に似て見えたりするが、それより腹部が長めで黄色部が多く、特に肩が黄色いのが特徴。この個体は老熟して黄色部が地味になっている。



<♀の腹端部
 上付属器は♂に比べ短めで左右に離れている。この点は本種に限らず未熟♂と♀を見分けるのに役立つことが多い。近くでよく見ると、第8節が意外にサナエトンボ風に張り出している。


▲交尾
 

♂羽化

 自宅近くの公園で羽化していたもの。しかしそれにしてもここでは縄張り活動をしている成熟♂の数に比べて、羽化や羽化殻が異常に少ない気がしてどうも気になっている・・・。
産卵の画像