モンゴルカモメ Larus cachinnans? mongolicus 第一回冬羽/第一回夏羽
2004年5月 山口県見島 撮影:岡本恭治氏

日本海に浮かぶ見島でmongolicusが撮影された。韓国にも程近く、渡来して当然ともいえるロケーションだが、西日本は一般にカモメ類自体があまり多くはなく、こういった場所からの情報も普段なかなかないので興味深い。


全体にかなり白っぽく、肩羽の大きな模様が目につく。この模様は一枚の羽の中ほどにあるため、羽毛の重なりによってはほとんど見えないことも多い。


このように白地に黒っぽい斑が散らばったような印象で、茶色っぽさはあまり感じられないのが典型的。


この個体の初列風切基部は淡色で、まるで翼帯のように見える。このような奇妙なパターンはmongolicusではなぜかしばしば見られる。


尾羽の暗色の帯は幅が狭く、付け根寄りは縞が目立たず純白に近い。もっと縞の目立つ個体もいるが、基本的にはセグロカモメ(vegae)より白色部が多くて暗色部が少ない傾向。
 

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