late hatched juv.California Gull? (or odd taimyrensis?)
16th.December 2000 Choshi Chiba Japan

 この個体はかなり小さく、体型もほっそりしているという点ではホイグリンカモメに似ている。しかし嘴はさらに細長く見え、頭から胸,腹が非常に一様な灰褐色で,肩羽、雨覆があまりうろこ状に見えないなどの点からカリフォルニアカモメの方により近いように思われる。大きさはホイグリンカモメとしても最小クラスで、カリフォルニアカモメに相応しい。ただ羽衣は第1回冬羽へ換羽しておらず、12月にもかかわらずいまだほとんど幼羽で嘴の肉色と黒の境もあまり明瞭でない点はこの時期の多くのカリフォルニアカモメとは異なっていると思われる。外見上カリフォルニアカモメとして問題のある点はこの嘴のパターンを含む換羽時期が遅いという点だけと思われ、アメリカでの8、9月ごろの幼羽の写真とは非常によく似ている。一般にカモメ類は換羽時期に種ごとの傾向があるが、遅生まれの幼羽と思われる非常に換羽の遅い個体が時折見られるので、本個体もそのような個体の可能性がある。しかしホイグリンカモメの幼羽にもかなり個体差はあるのでその点も含めもう少し検討する必要がある。

参考;カリフォルニアカモメ幼羽 Juv.California Gull
MartinRed's Websiteより


この写真では嘴自体やや影になっているが、一応の付け根は肉色。ただ、ここに降りてすぐに飛び去ったため。どの程度明瞭なパターンだったかは現場では確認できなかった。
 

参考:ホイグリンカモメ
Heuglin's gullracetaimyrensis

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