アマゴイルリトンボ
2005.8.6 福島県
本州の非常に限られた地域の池沼だけに住む、モノサシトンボ科の希少なトンボ。成熟した♂は深い瑠璃色を呈し美しい。
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トンボ好きの鳥屋が集まって一泊でこのトンボを見に行く、その名も“雨乞いオフ”に参加し、観察することができた。現地に着いた時はクロイトトンボが目に付くだけでどこにいるのかわからなかったが、少しあたりを探していると、池畔のまばらな草に♂が止まっているのを見つけた。その地点ではこの♂だけだったが、近くのほかのポイントでは池畔の林床などでかなりの数が見られ、翌日別の場所でも出会うことができた。とにかく青が濃いので一見してそれとわかったが、形に関しても、思っていたほど各パーツが長い“モノサシ的”なバランスではなく、イトトンボ科との中間的?なような、結構独特な印象を受けた。「なぜそういう印象を受けたのだろう?」とちょっと興味を持ったので、帰宅後に生態写真・標本写真等を色々見比べてみると、やはりモノサシトンボより胸部とのバランスからしてだいぶ脚が短く、また胸部や翅に対して腹部も短いようだ。色々見ていくとある程度個体差もあるのだが、基本的にアマゴイのほうが全体にやや「縮こまったような」形をしているのは間違いないようだ。鳥でもそうだが、こんな風にちょっとしたバランスの差が全体の印象にかなり影響を与えているということは多い。
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♀もそれほどモノサシトンボそっくりという印象ではなかった。なかなか不思議な色をしていて結構魅力的だった。
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