オオジシギ
Gallinago hardwickii 幼羽→第1回冬羽
2007.8.16 埼玉県

朝発見した幼羽→第1回冬羽個体。畦の下に降りて主に畦の付け根付近を探って採餌し、時々畦の上に上がって周囲を警戒していた。前日の夕方には2羽が上空を飛ぶのを確認したが、いずれにしても個体数は極めて少ないように思われる。


7月24日に観察した個体に比べると三列風切や雨覆の黒い横斑はやや太め。見つけた時は100m以上先で真横向きでじっと立っていたが、遠目からも淡色部の多い色調や体後部・尾羽の長大さなどが目に付き、オオジシギとの確信があった。




こうした斜めからのショットでは体の長さが縮んで見えるため、実際より“寸詰まり”の印象を与えることもある。








尾羽の赤褐色はチュウジシギよりやや淡い傾向で、外側羽の白色部へと淡いグラデーションを描いている。


ハシボソガラス、チュウサギ、ツバメなど、何であれ頭上を飛ぶものには常に敏感に反応して目で追っていた。目と嘴の位置関係、頭側線の幅などは識別の参考になることがあるが、当然ながら角度によって見え方が変化するで注意は必要。

換羽の進行状況 肩羽は後ろの方を残してかなり換羽済み、雨覆の幼羽も脱落が始まっている。右の画像は参考に7月23日の個体。 (※赤線内―成羽に換羽済み 青線内―幼羽の脱落痕