最新・カモメ情報 2014.3.6 皇居  M.Ujihara

カモメ類の数は比較的多かったが、アイスランドカモメ亜種kumlieniは現れず。カナダカモメ2羽とシロカモメ1羽などを観察した。


カナダカモメ Larus thayeri  第4回冬羽
2012年に第1回冬羽で渡来し、以後連続して観察している個体。


右翼の斑紋は6枚だが、左翼はP5の斑がほぼ消えかかって5枚に近くなっている。今のところ初列風切の暗色部はカナダカモメとして特に少ない方とはいえないが、しかしまだ年齢が若いことと、その割に各羽先端の白斑がかなり大きいこと、第1回冬羽時の羽色がワシカモメを思わせる淡い個体だったことを考慮すると、最終的にはアイスランドカモメ亜種kumlieniとの中間的なパターンになる可能性もある。

 

カナダカモメ Larus thayeri  成鳥冬羽
2012年12月に銚子で最初に観察されたこの個体と同一と思われる。昨年と比べて初列風切P9の黒色部が再び増えているのは少し不思議に感じたが、他の特徴は全て同じに見える。





 


シロカモメ Larus hyperboreus
この1個体のみ確認。今期は成鳥をまだ観察していない。




 

ワシカモメ×オオセグロカモメ? Larus glaucesence X L.schistisagus ? 第1回冬羽
灰色味が強く一様にな羽色から発見時は一見ワシカモメにも見えたが、それにしては全体に微妙にコントラストがあり、オオセグロカモメとの雑種ではないかと思われた。褪色したオオセグロカモメでも全体が同程度の薄さになり得るが、さほど摩耗が進んでいない割に淡色でかつ一様なこと、短い初列風切、時期の割に基部まで黒い嘴などの特徴の組み合わせからワシカモメ的な印象を受けた。


外側初列風切が他に比べてやや濃い。腰の白さとテールバンドのコントラストもワシカモメより目立ち、違和感を覚えた。


この画像だけからは褪色したオオセグロカモメのようにも見える。