最新・カモメ情報 2013.4.5 皇居

カモメ類の数はかなり減っており、個体の入れ替わりは常時あるものの、水面上に溜まる数は数十羽からあまり増えなくなっている。これでとりあえず今期最後のカモメ観察とした。


カナダカモメ Larus thayeri

12月に銚子で観察したものと同一個体が前回に引き続き現れた。



 



モンゴルセグロカモメ 
(presumed) Larus (?) mongolicus

この時期のモンゴルセグロカモメの識別はかなり難しく、冬季にわかりやすい個体が出現した場合に比べて識別の確度が下がってしまう面は否めないが、モンゴルセグロカモメとして少なくとも外見上大きな矛盾がないように思われた3個体を以下に掲載。


成鳥冬羽→夏羽
嘴の赤斑は下嘴上辺から離れていて、明瞭な黒斑がある。セグロカモメはまだ冬羽の個体がかなり多いので、その中では頭の白さが目立つが、4月に入っても頸部に斑があるのはモンゴルセグロカモメとしては進行が遅い方と思われる。背中のグレーはセグロカモメとほぼ同等だが、群の中ではどちらかというと淡い印象。




初列風切の黒色部はP10-P4まで7枚あり、P4のものも内弁・外弁両方にある。




第2回冬羽→第2回夏羽
頭から腹、下尾筒まですべて真っ白な姿が一際目を引いた。





尾羽の黒帯は狭く、白い基部とのコントラストがはっきりしている。






第1回冬羽
色彩・体型ともモンゴルセグロカモメ第1回冬羽の特徴によく合致している。


尾羽の黒帯自体は狭いが、基部の縞が多いのがやや気になったところ。韓国で撮られたものにも似たパターンのものはあるので、その範囲内か?