最新・カモメ情報 2013.3. 8 皇居  M.Ujihara



モンゴルセグロカモメ 
Larus (?) mongolicus 第2回冬羽
午後3時半頃に現れた第2回冬羽。セグロカモメ類の第2回冬羽は、頭〜腹にかけての褐色部の入り方に個体差も大きく、特に春先に見かける白っぽい個体については、モンゴルセグロカモメなのか、摩耗褪色が進行して白くなったセグロカモメなのか、判断に迷う機会も多い。この個体はそんな中でも、単に白っぽいだけでなく全体に模様のコントラストが強く、翼下面や腹部にも太くぼやけた斑がほとんど見られないこと、及び尾羽のパターンなども総合してモンゴルセグロカモメとして問題ないように思われた。


左右の若い個体は典型的なセグロカモメ第2回冬羽。頭から胸まで密に斑に覆われ、雨覆の模様もやや不明瞭。


尾羽の黒帯はかなり狭い。


翼下面も白地に明瞭な小斑が並ぶ。初列風切も黒味が強く、その他の部分との対比が明瞭。


 

参考:不明大型カモメ Larus sp.第2回冬羽
しばしば迷うのがこんなタイプ。頭から胸・腹が白く、一見した印象はモンゴルセグロカモメ風だが、いくらか模様のコントラストに欠ける印象もある。



体下面や翼下面にはぼやけたシミ状の褐色部があり、小さく硬質な斑がない。摩耗・褪色前の姿を頭の中で復元すると、セグロカモメのようにも思えてくる。


尾羽の黒帯はあまり狭く見えない。摩耗褪色の進んだセグロカモメなのか、あるいはこのようなモンゴルセグロカモメもいるのか、今のところはっきりとはわからない。