最新・カモメ情報 2012.3.22 皇居

カモメ類の数はまだまだ多いが、シロカモメは見られなかった。


カナダカモメ×アイスランドカモメ? Larus thayeri X L.glaucoides kumlieni?  第1回冬羽
また同じ個体がいた。






‘タイミルセグロカモメ’ Larus heuglini 'taimyrensis' 第1回冬羽
三列風切・雨覆の淡色羽縁は狭く、鱗模様の印象が強い。肩羽の新羽も暗色の軸斑が大きい。


内側初列風切のウィンドウは不明瞭。大雨覆が暗色帯を形成する。


 

‘タイミルセグロカモメ’ Larus heuglini 'taimyrensis' 
足が全く見えない状態で見つけたが、全体に華奢な造りと細い頭の斑、小さめのP10のミラー、僅かに濃い背中の色などから一見してタイミルセグロカモメと確信した。


案の定足の色は典型的な橙黄色。


初列風切の黒色部は多く、P3まで8枚に及んでいる。黒と灰色の間の白色部(‘moon')は多くのホイグリンカモメ(heuglini)より明瞭。


 

モンゴルセグロカモメ(?) Larus [vegae/cachinnans] mongolicus (?)
嘴のパターンと頭の白さ、体型の組み合わせから第ー印象はかなりモンゴル的だったが、初列風切の黒色部は6枚(―モンゴルセグロカモメでは少数派)だった。頸部の斑はこの時期のモンゴルセグロカモメとしてはやや多めか。




 

モンゴルセグロカモメ Presumed Larus [vegae/cachinnans] mongolicus
大柄で嘴が長くて目が小さい雄的な個体。上の個体を注視しているうちに近くに降りていたようで、気付いた時点ですでに水浴びが終わりかけており、ほどなく飛び立ってしまったのでゆっくり観察できたとは言い難いが、観察・撮影できた範囲からはモンゴルセグロカモメらしい特徴がよく揃っている。下嘴に黒斑があり、頭はほとんど真っ白。


初列風切の黒色部はP4まで7枚。足はそれほど濃くない肉色。




 

セグロカモメ(?) Presumed Larus vegae 成鳥夏羽
真っ白な頭が目を引いたが、どちらかというとセグロカモメ夏羽?という印象を受けた個体。嘴に黒斑はなく、嘴や翼を含め全体にややずんぐりした印象を受けた。初列風切の黒色部は一見6枚だがP4外弁に極小の斑があるように見える。


 

セグロカモメ Larus vegae
セグロカモメは依然冬羽に近い個体が大多数を占め、前出の個体ほど頭の白い個体はかなり少ない。

 
セグロカモメ Larus vegae
頭の斑の少なめの個体は距離があったり、角度によっては一見かなり白く見えるが、ほぼ完全に無斑の個体は3月下旬でも意外に少ない。