最新・カモメ情報 2012.3.6 皇居

カナダカモメ2羽、シロカモメ4羽などを確認。出入りするカモメ類の数は多いが、短時間に集中して降りてきたり、群が二手に分かれてしまったりでなかなか見切れなかった。




カナダカモメ Larus thayeri 第1回冬羽
20日にも観察した嘴の小さい第1回冬羽。正午過ぎに現れた。カナダカモメとしては初列風切が濃いめでコントラストもある方なので、色彩面では比較的セグロカモメに似て見えることもあるが、サイズの小ささや嘴の小ささは際立っている。






 


カナダカモメ Larus thayeri 成鳥冬羽
13時20分頃発見。昨年観察したこちらの個体によく似ており同一の可能性がある。


セグロカモメと比べて華奢な嘴や一様な頭の斑などはわかりやすい。淡色の翼下面が見える。


初列風切の黒色部はカナダカモメとしては太めで、P10内弁もかなり濃く見えるが、P9はミラーと舌状部がつながったカナダカモメらしいパターン。


ただし翼先の開きが少ない状態では内弁が見えづらく、一見セグロカモメのパターンに似て見えることがある。




 

シロカモメ Larus hyperboreus 成鳥冬羽
12時40分ごろ飛来したシロカモメ成鳥。




 

シロカモメ Larus hyperboreus 成鳥
14時頃現れた別個体。頭の斑がほぼなく夏羽似近い。


 

シロカモメ Larus hyperboreus 第1回冬羽
1羽目の成鳥と同時に現れた

 

シロカモメ Larus hyperboreus (barrovianus? ) 第1回冬羽
2羽目の成鳥とほぼ同時刻に出現。上の個体より磨耗・褪色が進んでさらに白い。体格は小柄。

 




モンゴルセグロカモメ Larus (vegae/cachinnans) mongolicus 第4回?冬羽




初列風切の黒色部は左翼7枚、右翼6枚だが、左翼P4の斑は極めて小さい点状。個体差の範囲内とはいえ会心のモンゴルパターンとまでは言えず、時期的な難度の高さからも幾分判断に迷うところはあるが、少なくとも観察したその他の特徴はかなり典型に近い印象を受けた。小翼羽付近に褐色が見えることなどから第4回辺りと思われる。