最新・カモメ情報 2012.2.28 千葉県銚子市 

カナダカモメ Larus thayeri



カナダカモメ Larus thayeri 第4回冬羽
2009年に第1回冬羽で渡来し、今期は1月17日1月30日にも観察している個体。下の干潟にいる“2号”個体を撮影中にふと横を見ると岸壁にこの個体がいるのに気付いた。セグロカモメとの並び方や、直前まで2号個体を見ていたせいもあってか、前回見た時より大きく感じ、しばらくは新個体かと錯覚していた。


この個体はセグロカモメ群中では十分小さく、背の色も薄いはずだが、この時はあまり差がじられなかった。この画像では角度の問題もあって手前のセグロカモメと同大のように見え、背の色も一見逆転しているようにすら見える。


参考:1月30日撮影の同個体(右)
この画像ではサイズの小ささ、背の低さ、背の色の薄さなど、セグロカモメとの差が明確。このように同じ個体でも角度や光線状態だけではなく、その時に周囲にどういう個体が並ぶかによっても大きさや背の色の印象が全く違って見えることがある。ある個体について「大きい個体」「小さい個体」「薄い個体」「濃い個体」あるいは「典型的な個体」「わかりにくい個体」といった評価を下す際には意外に注意が必要な点と思う。


左翼の初列風切P8先端の白斑が異常に小さく、個体識別に役立つ。



初列風切の暗色部はP10〜P5まで6枚。




カナダカモメ Larus thayeri 成鳥冬羽
25日にも観察されている虹彩が淡色の個体。午後3時を回って現れた。


初列風切の暗色部はP10〜P5まで6枚。




カナダカモメ Larus thayeri 第3回冬羽
こちらも25日に観察されている。


P10にミラーがあるが、P9にはこの段階ではミラーがない。