最新・カモメ情報 2012.2.13 千葉県銚子市

カナダカモメ
 Larus thayri
カナダカモメは第1回冬羽4羽と第2回冬羽1羽の計5個体を確認。前回1月30日とはメンバーががらりと入れ替わっていて、標準〜濃いめの個体ばかりなのが興味深かった。

A

カナダカモメ Larus thayri 第2回冬羽
干潟にふわりと降り立つところが目に入り、肉眼でそれとわかった。一様な灰褐色の頭部〜体下面と淡い青灰色の上背・肩羽の組み合わせはセグロカモメの群中で意外とよく目立つ。




 
B

カナダカモメ Larus thayri 第1回冬羽
典型的な濃いめのカナダカモメという印象。砂礫地の水溜りにいるのを発見。その後干潟へ移動して採餌しはじめた。





 
C

カナダカモメ Larus thayri 第1回冬羽
丸顔の印象が目立ち、初列風切の濃さの割には体が淡色に見える個体。サイズは上のA,Bより若干大きめに感じたが、プロポーションがいかにもカナダらしく、肉眼で存在に気付いた。



背後のセグロカモメより模様のコントラストが弱く一様に見える。




 
D

カナダカモメ Larus thayri 第1回冬羽
他所を回って再度戻るとA〜C個体はおらず代わりにこの個体がいた。やや嘴が長めだがセグロカモメより華奢に見える。これもカナダカモメとしては初列風切が濃いめで、kumlieniとはかけ離れた個体。



中央尾羽が換羽しているのはこの時期の第1回冬羽としては例外的。


 
E

カナダカモメ Larus thayri 第1回冬羽
Dを観察中にもう1羽いることに気付いた。Bと同一かとも思ったが、帰宅後画像を比較すると別個体だった。



これも初列風切は濃いめ。この画像からだけではセグロカモメとの区別が難しい。左はオオセグロカモメ。


こうして引いた視点で周囲の個体と比べてみると、一回り小柄で初列風切の黒味も弱いことがわかり、いかにもカナダカモメらしく見える。