最新・カモメ情報 2012.1.17 千葉県銚子市

アメリカセグロカモメ 
Larus smithsonianus


幼羽→第1回冬羽
いつの間にか目の前に降りていた。セグロカモメの群中では全体に暗褐色でベタッと一様な印象がかなり目立ち、典型的でわかりやすい個体と思う。


飛翔時の上面も極めて一様に暗褐色。上尾筒は暗褐色の縞に覆われているというより、むしろ逆に暗褐色の地に細い白斑が入っているように見える。尾羽はほぼ基部まで一様に暗色。






幼羽→第1回冬羽
こちらは最初の個体よりはややわかりにくかった。アメリカでも特に西海岸では淡色部が多く各特徴がいくらかセグロカモメに接近する傾向もあるようで(Olsen 2003)、その個体差の範囲には間違いなく収まっていると思われた。ただし一方で日本での観察では、セグロカモメの暗色個体や一部の‘タイミルセグロカモメ’などとの区別が難しく感じることも多々あるので、いずれにしてもなるべく典型に近い個体の方がより確実性が高いということは言える。



尾羽は基部に白い縞があり一様な暗色ではないが、北米、特に西海岸ではこの程度のパターンの個体は比較的見られるようだ。


 

第2回冬羽
虹彩と背の色が淡色。大雨覆は暗色。




尾羽の暗色帯は幅広い。