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モンゴルセグロカモメ? Larus
(vegae/cachinnans) mongolicus?
幼羽
標準的なセグロカモメより明らかに淡色傾向でコントラストが強く、モンゴルセグロカモメの可能性を考えた個体だが、特に換羽が早いといったこともなく、色彩、体型とも今ひとつ明快さには欠ける印象だった。セグロとモンゴルは両極はわかりやすい一方で毎年連続的に様々な個体が見られ、判断に迷う機会も多い。また、ちょっと考えると意外な感じもするが、‘タイミルセグロカモメ’とモンゴルセグロカモメの間でもどちらなのか紛らわしく感じられる例も見られ、この辺りもしばしば問題を複雑にしている。ただとはいえ、少なくとも日本ではセグロ、黄海(韓国西海岸など)ではモンゴルが大半を占めている状況自体は明白で、そういう意味ではこの二者の識別が全体としてどうしようもなく困難なわけでは全くないので、その辺りについては誤解しないように注意が必要なところだと思う。
尾羽の黒帯はそれなりに狭いが、基部にはある程度斑があってそれほどすっきりと白いタイプでもない。
参考:モンゴルセグロカモメ Larus (vegae/cachinnans) mongolicus 幼羽→第1回冬羽 2002.11.16 銚子市
同じく11月の幼羽に近い個体だが、肩羽は換羽しはじめている。これよりさらに換羽が進んだわかりやすい個体と同時に現れた。こちらは韓国や中国などのモンゴルセグロカモメの画像と比べてもよりぴたりと一致する印象を強く受けた。頸や頭もより斑が細くて白っぽく見え、大雨覆の斑紋も小さく白色部がより多い。全体の体型も長めで翼が後方に突き出た印象も強い。ただし逆に繁殖地の画像でもこれほど白っぽくない個体もよく見られる。