| 最新・カモメ情報 2010.1.11
神奈川県三浦市 大形カモメ類は50羽ほど。大半セグロカモメで、オオセグロカモメと'taimyrensis'が少数。ワシカモメ、シロカモメ、カナダカモメは見られなかった。 ’Taimyrensis’ 初列風切は旧羽がまだ残っている。 ’Taimyrensis’ 第1回冬羽 静止時の模様はセグロカモメに近い個体だが、全体にやや暗色傾向でプロポーションにも'taimyrensis'の雰囲気が感じられた。 内側初列風切はある程度‘window'を形成してはいるが、セグロカモメのそれより暗色で不明瞭。 セグロカモメ Larus vegae 第2回冬羽 セグロカモメ Larus vegae 第2回冬羽 (別個体) セグロカモメ Larus vegae 第2回冬羽 (別個体)
頭から体下面の白さがよく目立つ。第2回〜第3回冬羽に関してはどうしても成鳥や第1回冬羽に比べてデータ量が少ないが、この個体は少なくとも韓国・中国などの主要越冬地のものと比べて特に異なる点が見られない。ただしこちらのように脇の斑が鋭くよりコントラストの強い個体であればセグロカモメとの差がさらにわかりやすいかもしれない。 ▲昨年4月4日に同所で観察した第1回冬羽。大きさ、顔つき、嘴の形状、個体数の少ない場所であることなどを総合的に判断して同一個体と見てまず間違いないように思う。 モンゴルカモメ(?) Larus (?) mongolicus? 第3回冬羽 頭から首の斑が少なくて細く、足が長めの体型や顔の印象はかなりモンゴル的なので目に付いた。初列風切が短すぎるかとも思ったが、繁殖地で撮られた画像にもあまり変わらないものがあった。左翼はP9が異常に短く、P10も短いように見えるので、これが正常に揃えばもう少し翼が長くなる可能性はある(―換羽中ではなく伸長不良?この年齢の個体で時折見かける現象のように思う)。初列風切は7枚分黒斑があるが、P4のものはかなり小さいので成鳥になると消えてしまう可能性もかなりある。ただしこれが消えたとしてもそれでモンゴルカモメの可能性が否定されるわけでもない。 通常と異なりP9が両隣に比べて短い。
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