最新・カモメ情報 2008.3.13 銚子漁港  M.Ujihara

水揚げがあまりなく、カモメ類は前回6日より少なめ


ミツユビカモメ Rissa tridactyla 成鳥
1980年代に比べて減少傾向が著しく、近年は一羽も見かけない日もあるが、先週、今週とそれでも数羽のグループで飛び回っているのを数ヶ所で見かけている。



大型カモメ類の混群
この場所で採餌しているのは大多数がオオセグロカモメセグロカモメの第1回冬羽。2月15日に比べて特にオオセグロカモメが増えた印象。画面両端にシロカモメが写っている。



カナダカモメ
 Larus thayeri  1回冬羽
3月6日にも観察されている個体。数百羽の大型カモメが入り乱れている中で、色調と体型から肉眼で存在に気が付いた。







モンゴルカモメ Larus (?) mongolicus 第1回冬羽
この冬はカナダカモメは多いが、反面モンゴルカモメに関してはあまりわかりやすい個体に出会えていない。この個体は例えば2006年に観察した個体ほど羽色のコントラストが強くないせいか、発見時の印象はそれほど強くなかったが、それでも全体として特徴はよく出ているように感じた。肩羽はほぼ換羽済みで雨覆・三列風切は磨耗が進んでいる。初列風切はかなり長く見えた。


三列風切は激しく磨耗して先端の白色部が消失している。左の典型的なセグロカモメはそこまで磨耗していない。


右はセグロカモメ




尾羽は右側だけ第2回冬羽のように縞が細かいのを現場でも不可解に感じてたが、帰宅後画像を見直していて実は右側4枚(T3-T6)が換羽していることに気づいた(−そこだけ段違いに短く先端に白い羽縁があることに注意。色もより黒味が強い)。通常の換羽とは思えないので、事故で羽が抜けたか、またはその他何らかの異常による例外的な換羽と思う。



セグロカモメ(?)×シロカモメ 
Larus vegae?XL. hyperboreus 第2回冬羽


セグロカモメ(?)×シロカモメ Larus vegae?XL. hyperboreus
似たようなタイプの雑種がもう1個体この左手にいた。



カナダカモメ
 Larus thayeri  
夕方見つけた成鳥。


P10下面は羽軸に沿って暗色部がある以外真っ白。




クロワカモメ Larus delawarensis
他で時間を使ったのと、毎年のことながら寝ている時間が長すぎてあまり撮影できず。肩羽後端の白斑は周囲の羽が抜けたり乱れたりしている時は見えるが、完全な状態ではこのように隠れて見えなくなる。


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