最新・カモメ情報
 2007.12.22 銚子漁港

カモメ類はかなり少なく、第2漁港内の大型カモメ類は1000羽前後か(防波堤上の個体のみのカウント数は846羽)。“礁前”にはゼロで、ほとんどの個体は遠くて観察しづらかった。


カナダカモメ Larus thayeri 第3回冬羽 (右)
二冬前に第1回冬羽で発見され、昨冬も観察されている個体と同一と思われる。小柄で重心が低い体型がひときわ目立っていた。







アメリカセグロカモメ L.smithsonianus 成鳥冬羽 (左)


上面はセグロカモメより淡くユリカモメよりやや濃い。虹彩は黄白色。嘴は黒斑があり、黄色が極めて地味で付け根付近は肉色がかる。2005年にカナダ・ナイアガラで群れを観察した時もこの色パターンの嘴を持つ個体がかなり多かった。


参考・アメリカセグロカモメ カナダ・ナイアガラ



モンゴルカモメ
 L.(?) mongolicus
距離が遠い上にほとんどの時間セグロカモメと重なっていたので確認が難しかった。昨冬観察した2個体ほどわかりやすい個体というわけではないが、少なくとも観察した特徴は全てモンゴルカモメの範囲内だった。



現場では嘴の黒斑は確認できなかったが、このカットでは下嘴に小さな黒斑があるように見える。後頸の斑は細く鋭い印象が目立っていた。


上面の色はセグロカモメにほぼ近いが、わずかながら明るめのトーンのように感じることが多かった。この点は昨年の中国での観察でも(セグロとの直接比較ではないが)同じような印象だった。


参考:モンゴルカモメ 中国・上海 2006.12.9 (現地での3日間の観察で最も換羽の遅かった個体)


初列風切の黒は7枚(P10-P4)この時期P10が伸びきっていないのはモンゴルカモメとしては遅い部類になると思うが、個体差の範囲内には入ると思う。

参考:昨冬のよりわかりやすい個体はこちらこちら



シロカモメXセグロカモメ 幼羽−第1回冬羽
このタイプの雑種は数個体見られた。