最新・カモメ情報

2007.2.16 千葉県銚子漁港 
M.Ujihara

カモメ類は非常に少なく、飛んでいるものその他を入れても大型カモメは1000羽程度なので、近くにいる普通種や雑種などをのんびり観察・撮影して過ごした。ただし全体が少ない割にシロカモメ・ワシカモメは比較的多く、あちこちで複数個体が飛び回っていた。


ワシカモメ 第二回冬羽

シロカモメ 第一回冬羽


オオセグロカモメ第一回冬羽の群れ
防波堤で休んでいる個体の大半はセグロカモメ成鳥だが、港内の水面ではオオセグロカモメ第一回冬羽が大半を占めていた。カモメ類の群れは一見滅茶苦茶に入り混じっているように見えるが、こんな風に同種・同年齢の個体が一箇所に集まったり、ある時間帯に続けて何羽も現れたりということがよくある。ちなみにカモメ類を見慣れている人はすぐわかると思うが、この画像には1羽だけワシカモメが混じっている。

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セグロカモメ vegae 第一回冬羽



セグロカモメ vegae 成鳥冬羽 



モンゴルカモメ mongolicus 第3回冬羽  
水面に浮いているのを肉眼で見て「あれっ?モンゴル?」と思ったがすぐに飛び立ち、その後も付近をふらふら飛び回っていた。他の普通種の撮影に意識が向いていたのと、さすがに前回の成鳥ほどわかりやすいわけでもないのであまり深追いしなかったが、あとで画像を見返すとやはりかなりモンゴルらしい特徴をよく揃えているように思う。今後再会できれば改めてじっくり見てみたい。


初列風切の黒はP10〜P3まで8枚。



シロカモメXセグロカモメ vegaeXhyperboreus (barrovianus/pallidissimus)
この手の雑種が何羽も見られた。




ワシカモメXオオセグロカモメ? (glaucescens Xschistisagus?)
オオセグロカモメより灰色味が強く、脚も黒っぽい。嘴もかなり真っ黒。初列風切は灰褐色。全体に明らかにワシカモメ的な鳥という印象だったが、それにしては変に模様が粗くてコントラストがありすぎるか?という印象を受けた。



初列風切、次列風切、尾羽が幾分濃いめで、ワシカモメほど一様な感じはしない。この画像だけ見ると淡色のオオセグロカモメのようにも見える。



モンゴルカモメ風 第一回冬羽
この個体は一見かなりモンゴルカモメ風だが、尾羽パターンは細かい横斑がかなり密に入っていてあまりそれらしく見えない。全体的に白っぽさはあるものの模様のコントラストは弱め。セグロカモメとモンゴルカモメの第一回冬羽は両極端を比べると全く似ていないが、その一方でもちろん難しい例もしばしば見かける。