最新・カモメ情報 2006.2.18 銚子漁港 M Ujihara

イワシの水揚げが多少回復の兆し?を見せているようで、カモメ類の数も先週よりはいくらか持ち直していた。ところが現場に到着してすぐ、なんとスコープが壊れていることに気付いた・・・。というわけで仕方なくデジスコは諦め、ほとんど近いところにいる個体のみを観察・撮影した。


アイスランドカモメ(と思われる個体)
 
“デカムリン”もしくは“デカムリアン”の愛称で親しまれている個体。とりあえず特徴は全てアイスランドカモメ(kumlieni)の範囲内だと思うが、ただしそれほどわかりやすい個体とも言えないし、kumlieniで初列風切が無斑の個体は少数といわれること、繁殖分布が日本から日本から遠いことを考えるとどうしても幾分慎重に考えてしまうところもある。しかしとりあえず今回久しぶりに好条件で見た印象としては「なんだやっぱり普通にアイスランドカモメじゃないか」という感じに見えた。数十分ほどこの辺でうろついていたが、その後魚を数尾飲み込むとさっさとどこかへ出て行ってしまった。

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オオセグロカモメ(左) セグロカモメ(右)


セグロカモメ(左)オオセグロカモメ(右) 

わかりやすく並んでいるところを撮ってみた。1980年代以前には基本的な見分け方すら知られていなかった両種の第一回冬羽だが、こういった個体同士なら少し慣れれば誰でも違いがわかるようになると思う。

ではこれは?↓



同じ個体


これも同じ個体

初め静止状態だけ見た印象では茶色味の強いセグロカモメ?のようにも見えたが、飛翔も含めてよくよく見ると結論としては一応オオセグロカモメ。そう思って改めて見ると、最初の画像もオオセグロ的に見えてきた。大多数は問題なくわかるが、当然ながらやはりわかりにくい個体もある程度はいる。カモメ類を永く楽しむためには、あんまり初めから全部わかろうと思わないほうがいいかも?とよく思う。




この個体は全体にさほど暗色な感じではないので一見あまりわかりやすい方ではないが、少なくとも特徴は全てアメリカセグロカモメ(smithsonianus)の淡色気味の個体の範囲内と思う。雨覆の暗色傾向に対して肩の新羽の淡いグレーが目立ち、尾羽は大半が暗色。上尾筒、下尾筒は縞が多い。しばしば難しい場合もあるオオセグロカモメとはむしろ違いがわかりやすい個体と言える。




ワシカモメ



シロカモメ



クロワカモメ
夕方お会いした方に波崎まで車で回して頂いて最後の最後に見ることができた。スコープの故障であまりうまく撮れず残念・・・。


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