最新・カモメ情報 2005.4.6 小田原市酒匂川
セグロカモメ Larus vegae
黒色部はP10〜P5まで6枚分。vegaeは繁殖地のデータでもこのパターンが最も多いと言われ、日本で見ていても確かにその通りだ。
この個体も6枚分。ただしP4外弁にごく微小なシミのような点があるようにも見えなくもない??
この個体はP4まで7枚分。このパターンも少なめながらそれなりには普通に見られる。モンゴルカモメ(mongolicus)ではこの7枚パターンの個体が突出して多い。ホイグリン系も7枚の個体が多い。
この個体はP6まで5枚分しかない。このタイプも少ないが見かける。 |
この個体はP3まで8枚分。↓下の画像も同じ個体。 |
海外の図鑑や論文の記述ではvegaeの初列風切の黒色部は通常5枚から7枚とされ、8枚という話はあまり聞かないような気がするので、それに単純に従えばこの個体はvegaeではない?ということになるかもしれない。しかし脚は普通のピンクで首の斑も時期の割に多いし、初列風切のパターン以外はどうも感じとしては普通にvegaeのように見える個体だった(ただしほとんど水浴び中で暴れているところしか見れなかったが・・・)。図鑑等の記述の元になっているのは、繁殖地での調査で得られた50とか100以下とかいったある程度限られたサンプル数であることも多いようなので、何にせよその辺はある程度例外はありうるものとして柔軟に考えた方がいいだろうとは思う。