最新・カモメ情報 2005.4.6 小田原市酒匂川


モンゴルカモメ Larus cachinnans(?) mongolicus


かなりカスピキアシセグロカモメ(cachinnans)風の細長い個体で、セグロカモメの群れの中でとても異彩を放っていた。何となく嘴が幾分上向きについてる?ような雰囲気もあり、随分妙な顔に見えた。三列風切の下にP4の大きな黒斑が見えている脚の色は非常に淡く、ピンクでも黄色でもオレンジでもない、かなり曖昧な変な色。

もうかなり昔のことだが、日本に来たある外国人に、繁殖地のモンゴルカモメの何パーセントだかの脚の色はグレーだという話を聞いた。当時は「グレーの脚の大型カモメなんかいるのか!?」と半信半疑だったが、どうもこの手の地味な足の色のことを言っていたのだろうと思う。またYesouの繁殖地の調査結果でも黄色味やピンク味が部分的に入り混じったような、かなり複雑で曖昧な色のような記述があるが、このようなグレー調の脚を手元で見るとそのような複雑な色が見られるのではないか?と思う。






やはりなんとなくハシボソカモメ風?の印象に見える。


脚の色は左のオオセグロカモメと全然違って、確かにちょうど背景の護岸の色と変わらないような「グレー」に見える繁殖地で撮られたこのページの3個体目(5枚目の画像)が同じような脚の色を示している(―これを初めて見た時は写真の色が悪いせいのか?と思ったが強ちそうでもないようだ。)


この画像ではたまたまホイグリン系個体が左に写っていたので脚の色の違いがよく出ている。


初列風切の黒色は多く、特にP10下面の大部分が黒いところはカスピキアシセグロカモメと異なる。