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 2005.3.25 銚子漁港

モンゴルカモメ (presumed) Larus cachinnans(?) mongolicus

※この時期の成鳥の識別はかなり難しい。このページの個体も、少なくとも外見上はモンゴルカモメとして矛盾のない個体、及び群れを見ていて感覚的にモンゴル的という引っかかりを強く感じて撮影した個体など、と考えてもらえればいいかと思う。

頭の白い/白っぽい個体はかなり目立つようになっている。3月25日ともなるとさすがにセグロカモメもある程度の個体は夏羽に向かい始めているようだが、同時に、第一回冬羽の傾向を考え合わせても、晩冬から春にモンゴルカモメが増える傾向もあるように思うので、
この両方の意味でこの時期の成鳥の識別は難しい。モンゴルカモメは10羽とかもしかして数十羽?という単位で結構入っている?ようにも見えたが、結局頭の白いもののうちどこまでがモンゴルカモメか、正確なところはもちろんわからない。また強風のために石のようにじっと動かない個体が多く、初列風切のパターン等の確認等はかなり困難だった。ちなみに先週同時に複数見た第一回冬羽と同じ個体は見た範囲では1羽も見かけなかった



背の色はセグロカモメの群中では多少淡く感じた。上嘴・下嘴にまたがる線状の黒斑がある。


脚の色も淡く見えた。左奥はごく普通のセグロカモメ(vegae)


かなり小さいが一応P4外弁に黒斑がある。この角度からは外弁の方は見えにくいので、別角度ではこの黒斑はもう少し大きく見える可能性もあると思う。




嘴に黒斑、頭はかなり白い、P4に黒斑。これも座ったままほとんど動かなかった。



後頸にごくわずかに斑の名残がある以外はほぼ夏羽。嘴は上下に渡る黒斑がある。三列風切の白は広く見える。背中は微妙に薄いか?奥にいてこのままじっと動かないのでそれ以上判らず。



これもほぼ夏羽で頭は白く、初列風切P4に黒斑がある(=7枚分黒い)、ということでモンゴルの可能性はありだが、これもこのまま動かない。もちろん粘ればいつかは動くはずだが、カナダその他も気になって忙しいのでさすがに付き合いきれない。嘴に黒斑はないように見える。


セグロカモメvegae


遠目には頭は白く見える個体だが、顔(耳羽付近など)には少し斑はある。初列風切の黒は6枚分で、P5の黒はかなり細い。一応全体をあわせるとセグロカモメvegaeの夏羽へ移行中の個体でいいかなと思う。時期的にこのような個体もかなりいて、夏羽になっている個体も一部いるかと思えるので相当ややこしく見える。左はセグロカモメvegaeの冬羽。もちろんvegaeはまだまだ完全に冬羽の個体もかなり多い。


カモメ類の数自体多く入れ替わりも常にあるので、さすがに特徴をどこまでどう確認した個体だったか後で思い出せないこともある。これはイメージ的にはどちらかというとセグロカモメvegaeの夏羽のような気はするが・・・?