カナダカモメor カムリアンアイスランドカモメ Larus thayeri or Lerus glaucoides kumlieni
2005.3.7 銚子漁港 (2月27日に第三漁港で観察・撮影されている個体と同一

無数のカモメ類が頭上を飛び回る中、遠目には一見まるで“ワシカモメ色”で、しかし明らかに小さいカモメが飛んでいるのに気付いた。肉眼で追ってみると周りを飛ぶウミネコより僅かに大きいか、もしくは同大!?というくらいに小さく見え、嘴もかなり小さいのがわかり、既にその段階で明らかに只者ではないのがわかった。その後まもなく港沿いの人家の屋根に舞い降りた。


この画像でもウミネコと大差ないサイズに見える。カナダカモメとすると最も淡色の部類に入り、アメリカ東海岸であれば通常カムリアンアイスランドカモメとみなされるような個体だと思う。羽毛は時期の割にかなり新鮮で傷んでいない。嘴はカムリアンアイスランドカモメの標準よりは長いようには思うが、状況によっては別段長くないようにも見えた。いずれにしても周囲のセグロカモメ等と比べて嘴の小ささはとても際立っていた。






右はセグロカモメ。嘴のサイズに注目。




セグロカモメ成鳥との比較


翼はワシカモメのように一様に淡い灰褐色。




次列風切の濃さは翼の他の部分と殆ど差がない。






その後岸壁に降りて少しの間魚のアラをつついたりしていが、すぐ人が通って海側へ飛び去ってしまった。



※なお水揚げ時の港での観察は、漁業活動の邪魔になる、魚運搬のトラックに轢かれる(これは冗談抜きで・・)、などの恐れもあるのでかなり要注意です。一般的には礁前等での観察をメインにすることを一応お勧めします。カナダカモメも礁前が圧倒的に出現率が高く、クロワカモメも礁前が定位置です。