最新・カモメ情報 2005.2.10 銚子漁港

どうもさほど変わったものも見つからないので、オオセグロカモメ第一回冬羽を色々撮ってみた。なぜか防波堤の上段にオオセグロカモメ第一回冬羽ばかり並ぶことがよくあり、模様や換羽状態の個体差を観察すると本当に色々な個体がいるので面白い。


背、肩羽、胸側〜脇にかけて換羽済み

これも似たような換羽状態
上と同じ個体。尾羽の大部分は暗色で、オオセグロカモメとしては普通のパターン。



かなり白い個体。もともとそれなりに淡色傾向の個体かもしれないが、磨耗、褪色が進んでとても白くなっている。


同じ個体。これほど淡色の個体でも、外側初列風切と次列風切が他の部分より明らかに暗色に見える点に注意。上の画像では右翼の初列風切が一部抜けている?かのように見えるが、開いてみると10枚揃っているのがわかる。川面で水浴びをして上がってくる個体が多いので、一時的に羽がねじれて重なりがおかしくなっている場合があるようだ。


この個体の肩羽はあまり換羽が進まないまま磨耗している。

これもかなり磨耗褪色して白くなっている。肩羽は換羽していないように見える。暗色の三列・次列風切に注目。



多少磨耗は始まっているものの換羽はあまりしていない。肩羽の上部に数枚換羽済みの羽が見える。



ほとんど幼羽に近い個体で、あまり磨耗も進んでいない。


淡色部が多くて羽先に丸斑が目立つタイプ。肩羽は上の方が換羽済み。


嘴もやや小さめの♀タイプの個体。


Z君が見つけてくれたちょっと面白い個体。色が濃いめの肩羽の新羽、褐色で縁つきの初列風切、磨耗した三列風切、腹は暗色で胸から上が淡色、濃いピンクの脚・・・というわけで総合的にみてオオセグロはオオセグロなのだが・・・


尾羽パターンはまるでモンゴルカモメ。他の鳥でもそうだが、やはりカモメは一つの特徴に拘りすぎない方がいいという見本のような個体だと思った。ちなみに「オオセグロカモメの尾羽はほぼ付け根まで暗色」というのは昔から有名な特徴で、もちろん傾向としては間違いなくそうなのだが、これも少し誇張されて伝わっているところもあると思う。この個体は極端だとしても、そこそこ白色部の目立つ個体は珍しくはない。

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