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200515 銚子漁港   M.Uihara

第一回冬羽に関しても、日本で見るホイグリン系カモメと中東のホイグリンカモメはよく似ている。大雨覆(特に外側の羽)が暗色になっていること、全体に淡色の羽縁が狭く暗色部が多いので‘うろこ状’に見えやすいこと、肩羽の新羽の地色が濃いめのグレーに見えること(この地色はセグロカモメではより淡く、モンゴルカモメでは白〜バフ色の傾向が強い)、内側初列風切は外側よりは淡いが明瞭な‘ウインドウ’にはならないこと、嘴や頭のつくり、長めの初列風切、等々の共通点が挙げられる。中東のものは腹がより白くて斑が疎らで細いものや、脚が長く見えるものが多い傾向にあったように思う。しかしこれも日本・中東の両方で色々な個体がいるし、脚の長さに関しては、日本では寒さで羽毛を膨らませていたりして印象が違って見える場合もあるかとも思う。

‘ホイグリン系’カモメ 第一回冬羽



ホイグリンカモメ 2005年1月オマーン

外側大雨覆が暗色で、肩羽に出ている新羽は濃いグレー



 

ホイグリン系カモメ 第一回冬羽 別個体 





ホイグリンカモメ 2005年1月オマーン

大雨覆は一見淡色部の多い個体でも、脇羽がかかっている
外側の方に向かって暗色になっている。
初列風切はセグロカモメより長く突出する傾向が強い。




外側大雨覆は暗色



セグロカモメvegae 大雨覆は淡色。 
肩羽はかなり換羽済み。


セグロカモメvegae 
肩羽上部に数枚新羽があるが、ほぼ幼羽に近い

vegaeに該当すると思える個体はオマーンでは一羽も見かけなかった。

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