最新・カモメ情報 2004.10.29 神奈川県小田原市酒匂川


大型カモメは前回より少し増えているが、まだまだ少ない。少し溜まってきてもトビやミサゴに掻き回されて減ってしまうことが多い。




オオセグロカモメ 第一回冬羽
普通のオオセグロカモメ。肩羽は大半新羽に換羽済み。



セグロカモメ 幼羽
すぐ出ていってしまった。


オオセグロカモメ 幼羽
小さい個体で換羽も遅く、見つけてからしばらくは「もしかしてカナダか?」という感じだった。しかし色々な状況を観察していくとやはり結論はオオセグロカモメ。初めは水浴び中で頭を逆立てていることが多く、余計可愛らしい印象になっていたようだ。大きさは銚子で見るカナダカモメの「見るからに小さい」という感じの個体ほどは小さくなかったようで、カナダの中程度以上の個体とオオセグロカモメの小さい個体の両方に当てはまる範囲か?という印象だった。嘴はカナダとしては若干厚みがあるか?と感じることが多かった。


この状況では最初の写真とはかなり印象が違い、特にカナダ的には見えない。ウミネコに比べてもちょっと嘴ががっしりしすぎているように見える。カナダカモメはわかりやすい個体の場合は一目で「オオセグロカモメの可能性ゼロ」とわかるものだが、それほどでもない場合はある程度時間をかけて観察しないと難しいことがある。




オオセグロカモメ 第一回冬羽
かなり暗色の個体だが、初列風切は黒くはないのがオオセグロカモメらしい特徴。この点は光線状態や角度が悪いとわかりにくく、飛んでいるところを双眼鏡で見たほうがかえって判りやすい場合もある。


アメリカセグロカモメ(ウスセグロカモメ)Larus (argentatus) smithsonianus 第2回冬羽
大雨覆、体下面、上背が一様な灰褐色で、それに対し上面の明るいグレーが目立つ。尾羽はほとんど付け根の方まで暗色で、上尾筒、下尾筒とも太い縞がある。




ホイグリン系カモメ ('taimyrensis')
上面の色はvegaeと同じかわずかに濃い程度。


ミラーはP10の1個のみで小さい。P10-P5まで6枚が旧羽。前回撮影した個体よりP5の黒色部が大きい。