2004年3月12日 銚子漁港 
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待っているとパラパラと第一回冬羽個体中心に降りては飛んだりしていたので撮影した。特に変わったものもいないので、普通種の第一回冬羽講座?みたいな展開になった。


シロカモメ  嘴は長くて翼は短く、背が高い。アイスランドカモメとは全く異なっているわかりやすいシロカモメ。


シロカモメ この個体もわかりやすい。


ワシカモメ  
オオセグロカモメとの識別に迷う人も多いと思うが、矢印の部分(外側初列風切外弁)の色調を意識してみるとよい。この部分が体全体とほぼ同じトーンで、特に濃く見えるということがないのがワシカモメの特徴。こういった点も、部分のみを凝視するより全体を眺めて関係性(この場合は色の濃淡のバランス)を把握するように意識した方が解りやすいと思う。

ちなみにこの個体はどうも1月21日に撮影している
この個体と同一のようだ。多少色が淡くなっているようには見えるが、2ヶ月近く経っている割には意外に変わっていないようだ。


ワシカモメ
別個体。一見随分翼が長いように見えるかと思うが、これは翼をかなり下げている影響があるようだ。喉などの羽毛が立っているので嘴も一見小さめに感じる。これも同じく矢印の位置の色に注目。


オオセグロカモメ  
矢印の部分が全体の中で濃く目立つ
ことに注目。実はこの部分は、遠目にはシロカモメと間違えそうなほど白く磨耗退色した個体でも、やっぱり相対的に濃く見えるのが普通で、なかなか見分けに役立つポイントだ。この個体の肩羽は幼羽のからあまり換羽が進まないまま磨耗している。


オオセグロカモメ これも典型的なオオセグロカモメ。このような個体は慣れると考えるまでもなく一見して識別可能。


オオセグロカモメ 上の個体より嘴が小さめで可愛く見え、♀の可能性が高い。しかし足が長くてバランスはカナダカモメ的ではない。磨耗が進んで色調が継ぎ接ぎ状に汚く見えるのもオオセグロカモメらしい特徴。


セグロカモメ 
典型的vegae。オオセグロカモメより初列風切が黒く、体型はやや華奢に見える。肩羽は換羽しているが、全体に羽毛はまだ割と新しく整っている。


セグロカモメ

上の個体よりやや模様が細かい。


セグロカモメまたは雑種? 基本的にはvegaeなのだが、初列風切が若干淡色で羽縁があり、雨覆なども淡色部が多い。多少シロカモメ系の雑種と関連がありそうにも見えた。

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