そのー…
「……」
「……」
「……(スー スー)」
「……重くない?」
「ううん、平気」
「……」
「……」
「なんだか、母子みたいですわね」
「そうですか?」
「……」
「……」
「みさきちゃん、あんたこの子ドコまで連れてくつもりだい?」
「……このこの気が済むまで……」
「……」
「……」
「……みさき?」
「何?」
「その子をおぶってるのは良いんだけど……あなた、足元大丈夫?」
「なんとなく……」
「……」
「……」
すてんっ
「……」
「……」
「みさき……代わりな あたしがおぶるよ」
「でも……この子、みさきさんの背中から離れようとしませんよ」
「……そのー……」
「いいんじゃないの?何か妙に似合ってるし」
「でも…これで何かに襲われたらたまったものでは……」
ずしんっ ずしんっ
「「「「逃げましょう」」」」
「みさきっ 走れるっ!?」
「う、うん!」
「二人ともっ遅れるんじゃないよ!」
「転んだりしたら終わりですわね」
すてんっ
「転んだのは誰ッ!?」
「わ わたしじゃないよ〜」
「私も問題無しです」
「あたしも大丈夫……てことは……」
「ひょっとして……あそこで盛大に転んだあとが伺える巨大なトカゲがそうなのでしょうか……」
「……」
「……」
「……」
「と、とにかく今のうちにっ!」
「ラ、ラッキーッ!」
「ぼそ…(この子のおかげなのかな…)」
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