(無題)
ゴリッ……!ゴリッ……! 骨をかみ砕く耳障りな音が辺りに響きわたる。 とにかくあの巨大ワニに見つからずにやりすごすしかない。 私は物陰に隠れていた。 しばらくして何かを引きずるような音が少しずつ遠くなっていく。 安心した私は眼鏡をかけ直そうとした。 だが恐怖で震える指が眼鏡を落としてしまった。 静けさの中でその音は妙に響きわたった。 そして何かを引きずるような音が段々と私の居る方に近づいてくるのが分かった。 【しのさいか 砧夕霧 死亡】
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