「EM7(T)とは?」


Update(2000/02/20)
「Menu」
1.□□【初めに】□□ 2.□□【プログラム概要】□□ 3.□□【ファイル構成】□□
4.□□【準備】□□ 5.□□【起動方法】□□ 6.□□【使用方法】□□
7.□□【本物との相違点】□□ 8.□□【原因と対策】□□ 9.□□【転載条件など】□□
10.□□【変更履歴】□□ 11.□□【最後に】□□ Return to [EM7 Menu]



    =====<<<TOWNS パワーダウン計画>>>=====

         FM-7エミュレータ 『EM−7』 Revision2.1A

      対象機種 :FM TOWNSシリーズ(486以上推奨)
      対応OS :TOWNS-OS V2.1 L40 以上
      必要メモリ:4M

                    (C)1994-1996 TODAKEN
    ==============================


□□【初めに】□□  [Return to TOP MENU]

  EM−7は、往年の名機FM−7をTOWNSでエミュレートしようとする
 プログラムです。栄光のFM−7ワールドを再現するために、PSG・プリン
 タ・RS−232C・カセットテープなど、可能なだけ多くのデバイスを(使
 いもしないのに)エミュレート対象に取り入れています。
  さらに待望のサブCPUエミュレートを実現し、貴方のFM−7ライフをよ
 りいっそう豊かにすることを約束します。(ホントカヨ)
  さあ貴方も、32ビットパワーを無駄に・・いや贅沢に使った大人のソフト
 「EM−7」で、至福の8ビットの園へ・・・。


□□【プログラム概要】□□  [Return to TOP MENU]

 ◆EM−7の主な機能

  ・メイン・サブ両方のCPUに対応し、より完全なエミュレートを目指した
   「EM−7S」
  ・メインCPUのみエミュレートし、実行速度重視の「EM−7」
  ・FDをドライブに入れてリセットすると起動する、7シリーズと同様の操
   作感覚
  ・カセットテープへのロード・セーブ
  ・PSG・FM音源対応
  ・ジョイスティック対応
  ・RS−232C対応
  ・プリンタ対応
  ・FM−7用FDをDOSファイルに変換する仮想FD機能
  ・テーププログラムをDOSファイルに変換する仮想TAPE機能
  ・テンキー操作もジョイパッドで可能
  ・好きな画面をTIFFファイルとして保存


 《EM−7S》

   メインCPU、サブCPUの両方をエミュレートしています。したがって、
  リアルタイムゲームの多くがやっているような、サブCPUで自前のプログ
  ラムを動作させるという技法を再現することができ、より多くのプログラム
  の動作が期待できます。
   しかし、2つのCPUをエミュレートするために実行速度が半減してしま
  うのが弱点です。486以上の機種での実行をお薦めします。


 《EM−7》

   メインCPUのみエミュレートし、サブシステムはサブモニタのコマンド
  レベルで対応しています。EM−7Sより実行速度が速くなりますが、リア
  ルタイムゲーム関係は動作しない場合が多くなります。しかし、サブシステ
  ムのコマンドは、32ビットCPU本来の速度で処理されますので、グラフィ
  ック関係はより速くなっています。
   普通のBASICのプログラムや、音楽プログラムなどの実行に向いてい
  ます。


 《TM−7》

   EM−7関連のツール類を集めたものです。
   F−BASIC・DOS間のファイル変換や、F−BASICのFDのフォー
      マット、仮想FD・仮想TAPEの作成機能などがあります。
   詳しくは TM7.DOC をお読みください。



□□【ファイル構成】□□  [Return to TOP MENU]

  次のファイルがあります。

  EM7   .EXP      : EM−7 本体(サブモニタ版)
  EM7S  .EXP      : EM−7S本体(サブCPU版)
   PSG   .FMB      : PSG音色データ
   SUBMOV          : サブCPU ROMデータ転送プログラム
   SUBMOV.LST      : SUBMOVのダンプリスト
   EM7   .DOC      : EM-7の説明

   TM7   .EXP      : TM−7(EM-7関連ツール)
   TM7   .DOC      : TM-7の説明



□□【準備】□□  [Return to TOP MENU]

 ※すでにEM-7 R2.0〜2.1をご使用の方は、インストール以外の準備はいりません。
  【起動方法】からお読みください。

 1.《《 インストール 》》

     EM7 .EXP
        EM7S.EXP
        PSG .FMB
        TM7 .EXP

   以上のファイルを同じディレクトリにインストールしてください。
   ( TM7.EXP は別ディレクトリでも構いません)


 2.《《 F−BASIC ROMのセーブ 》》

   このプログラムを実行するにはF-BASIC V3.0のROMデータが必要です。
  次の機器を用意してください。

    ┌───────────────────────────────┐
  │ FM−7+3.5FD、または、FM−77シリーズ・AVシリーズ  │
    └───────────────────────────────┘

   まず、F-BASIC V3.0を立ち上げ、次のようにROMデータをF-BASICのFDに
  セーブします。

     SAVEM"FB30ROM1",&H8000,&HFBFF,&H8000
     SAVEM"FB30ROM2",&HFE00,&HFFDF,&HFE00

   次にセーブしたファイルをDOS形式に変換します。
   F-BASICのFDをTOWNSのドライブに入れ、付属のツールTM−7を実行
    します。
   メニューから、「FB3.0→DOS」を選び、次のように変換をします。
  (詳しい方法については、TM7.DOC を参照してください。)

      F-BASIC          DOS
       --------------------------------
     FB30ROM1 → FB30ROM1.DAT
     FB30ROM2 → FB30ROM2.DAT

     オプション:機械語ヘッダ なし

   この2つのファイルは EM−7と同じディレクトリに置きます。


 3.《《 サブシステムROMのセーブ 》》

   同様にして、サブシステムのROMデータもセーブします。
   まず、サブシステムからメインメモリへデータを転送するためのプログラム
    SUBMOV を、F-BASICのFDへ変換します。
   TM−7の「DOS→FB3.0」を使って次のように変換してください。

      DOS           F-BASIC
       ------------------------------
     SUBMOV   → SUBMOV

     オプション:種類 機械語
           形式 バイナリ

   次に、このFDからF-BASIC V3.0上にプログラムをロードし、実行します。
   (なお、ハード的な問題でTOWNSでセーブしたファイルが7シリーズ
    で読めない場合があります。その場合は、ダンプリスト SUBMOV.LST を見て
    直接打ち込んで下さい・・・。)

     CLEAR ,&HFFF
     LOADM"SUBMOV"
     EXEC

   これで、サブシステムのROMデータがメインメモリに転送されたので、
    これをFDにセーブします。

     SAVEM"FB30SUB",&H2000,&H47FF,&H2000

   このファイルもTM−7を使ってDOS形式に変換します。

      F-BASIC          DOS
       --------------------------------
     FB30SUB  → FB30SUB.DAT

     オプション:機械語ヘッダ なし

   出来たファイルは EM−7と同じディレクトリに置きます。


 4.《《 確認 》》

     FB30ROM1.DAT   31744 bytes
     FB30ROM2.DAT     480 bytes
     FB30SUB .DAT   10240 bytes

   以上、3つのファイルがEM−7のディレクトリに作成されれば、準備は
    終わりです。



□□【起動方法】□□  [Return to TOP MENU]

   EM7.EXP,EM7S.EXP の両方ともアイテム登録で「TownsOS」に設定し、
  パラメータ欄には後述のオプションを記述してください。(オプションなし
  でもたいがい問題ありませんが)

   起動時(またはコールドスタート時)にドライブ0にFM−7用のFDが
  入っていると、FDからプログラムが起動します。(仮想FDからも起動で
  きます)FDがない場合にはROMモードのF-BASICが起動します。

   実行してもすぐ終わってしまうときは、ディレクトリに必要なファイルが
  そろっているか、オプションの記述に誤りがないか確認してください。


==〈オプション〉============================

  ◆タイマ割り込み◆

  -t<タイマ割り込み間隔[ms]>  (0.02〜18.43  省略時:2.03)

  (例) -t2.03

  ・7シリーズでは、2.03msごとに発生するタイマ割り込みがあり、PLAY文
   などで使われています。このオプションはその割り込み間隔を設定します。
  ・486以上の機種では、デフォルトの 2.03ms でほぼ大丈夫です。
  ・386機種では、PLAYの処理が追いつかないので、正常な演奏ができません。
   とても遅くはなりますが、一応演奏できるようにするには、12ms 前後に
   設定するのがいいようです。

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  ◆FM音源タイマ割り込み◆

  -m<a|b><割り込み間隔係数>  (a:タイマA  b:タイマB) (省略時:1.0)

  (例) -ma0.7

  ・FM音源のタイマA・タイマBの割り込み間隔を比率で設定します。
  ・1.0が基準値で、0.0〜1.0で速く、1.0以上で遅くなります。
  ・詳しくは、【本物との相違点】を参照してください。

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  ◆キーボード種別◆

  -k<キーボード種別>  (j:JIS  o:親指シフト)

  (例) -kj

  ・キーボード種別は自動判定するようになってますが、念のために用意し
   ました。

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  ◆RS−232C◆

  -roff            (RS-232C無効)
  -r<f|s><ボーレート>  (f:FAST  s:SLOW) (省略時:off)


  (例) -rs1200

  ・RS-232Cのボーレートを設定します。起動後でもメニュー画面で変
   更可能です。
  ・SLOW と FAST は、クロックの分周比の違いです。わかりやすいほうを
   使ってください。例えば s300 と f1200 は同じ意味になります。

         <ボーレートの関係>
   ┌──────┬──────┐
   │  SLOW(1/64)│ FAST(1/16) │ 左の表を参考に設定してください。
   ├──────┼──────┤
   │    2400    │   9600     │
   │    1200    │   4800     │
   │     600    │   2400     │
   │     300    │   1200     │
   └──────┴──────┘

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  ◆画面アスペクト比調整◆

  -a<on|off>      (省略時:off)

  (例) -aon

  ・画面アスペクト比調整機能を有効にします。起動後でもメニュー画面で変
   更可能です。(詳しくは、【使用方法】を参照してください。)

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  ◆仮想FD割当◆

  -f<ドライブ番号><仮想FDフルパス名>  (ドライブ番号:0〜3)

  (例) -f0e:\em7\test.vfd

  ・FDドライブに仮想FDを割り当てます。起動後でもメニュー画面で変
   更可能です。(詳しくは、【本物との相違点】を参照してください。)

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  ◆仮想TAPE割当◆

  -c<仮想TAPEフルパス名>

  (例) -ce:\em7\test.vtp

  ・仮想TAPEを割り当てます。起動後でもメニュー画面で変更可能です。
   (詳しくは、【本物との相違点】を参照してください。)

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  ◆PSG音色変更機能◆

  -i<on|off>      (省略時:off)

  (例) -ion

  ・PSGの音色変更機能を有効にします。(詳しくは、【本物との相違点】
   を参照してください。)

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□□【使用方法】□□  [Return to TOP MENU]

 [CTRL]+[BREAK] を押すと、インチキくさい(?)GUIメニューが表示されます。

 ()内のキーは、ショートカットキーです。また[OK],[CANCEL]ボタンには、
 [実行],[取消]キーが対応しています。


〈〈〈 メニュー 〉〉〉

 [EM−7]
   ・著作権表示とサイドワークメニューです。200ライン画面に対応してい
    ないサイドワークは動作しない場合があります。


 [RESET]
   ・COLD([CTRL]+[SHIFT]+[C])

       コールドスタート(リセット)を実行します。

   ・HOT ([CTRL]+[SHIFT]+[H])

       ホットスタート(BREAK+リセット)を実行します。


 [OPTION]
   ・RS−232C

       通信速度を設定します。
      無効(OFF)にしておくと、F-BASICでのフリーエリアが少し増えます。
      有効/無効を切り換えた場合、それをF-BASICに認識させるために
       コールドスタートが必要です。

   ・TAPE

       カセットテープ読み込み時の位相を設定します。
      テープの読み込みがうまくいかないときに切り換えてみてください。

   ・SUB NMI(EM−7Sのみ)

       サブCPUのNMI(20msごとに起こる割り込み)の起動/停止を
      設定します。停止すると、カーソルが出なかったり、サブの割り込
            み関係(タイマ,PFキー)が使えなくなったりしますが、グラフィック関係が
            ほんの気持ちだけ速くなります。

   ・SCREEN

       画面のアスペクト比調整機能を設定します。
      M*以降の機種ではスキャンコンバートをしているため、200
      ラインの画面が少しつぶれた感じになります。それを強引に調整し
      て、FM−7の画面比率に近づける機能です。
      スキャンコンバートのない機種では無効です。

   ・仮想FD...

       FDドライブに仮想FDを割り当てます。
      仮想FDファイル名を入力、またはファイルダイアログで選択し
      て、仮想FD有効スイッチを[ON]にしてください。
      割当可能なドライブは0,1番のみです。(起動オプションでは
      3番まで割当可能です。)

   ・仮想TAPE...

       カセットテープ機能に仮想TAPEを割り当てます。
      仮想TAPEファイル名を入力、またはファイルダイアログで選
       択して、仮想TAPE有効スイッチを[ON]にしてください。
      存在しないファイル名を入力すると新規ファイルが作成されます。

      仮想TAPE上の頭出し・巻き戻し・早送りなどができます。

         [SKIP]... F-BASICファイルの頭出し。
              たまに変なところで止まるかもしれませんが、
              ご容赦くださいませ。
         [REW].... テープ先頭に巻き戻します。
         [FF]..... テープ末端まで早送りします。

   ・JOYPAD...

       ジョイパッドにキーを割り当てます。これにより、例えばテンキー
       で操作するゲームなどがジョイパッドで操作できるようになります。
      設定したい部分のボタンをクリックしたあと、割り当てたいキーを
       押してください。[CLEAR]をクリックするとキー割当を解除します。

         [INPUT]... [ON]でジョイパッドの入力を有効にします。
               [OFF]で無効です。
         [PORT].... ジョイパッドが接続されているポートを指定します。
               左側が1番、右側が2番です。

      CTRL・SHIFTキーとの併用やPFキーの入力も可能です。
      設定画面では英数字が表示されますが、実際に入力される文字は
      そのときのモードによります。(カナモードならカナになる)
       
   ・TIFF保存...

       画面をTIFFファイルとして保存します。
      ファイルダイアログからファイル名を入力してください。
      200ライン画像を補間して、640×400 無圧縮のTIFFになります。
      すでにあるファイル名を指定すると上書き保存されます。


 [復帰ボタン]([PF11])
   ・メニューを消去し、エミュレータに戻ります。

 [終了ボタン]([PF12])
   ・EM−7を終了します。



□□【本物との相違点】□□  [Return to TOP MENU]

  特に記述のないものは、EM−7・EM−7S共通の仕様です。


〈サブシステム〉

 ・サブCPUを直接制御するものは動きません。(EM−7)
 ・コンソールの単色モードには未対応です。(EM−7)
 ・カーソル形状は通常はアンダーライン、インサートモード時は四角になり
  ます。(EM−7)
 ・グラフィックカーソルはマウスにも対応しています。(EM−7)
 ・アクティブページ制御でVRAMを書き込み禁止にした場合、本物ではス
  クロールさせてもまた下から画像が出てくる現象がありますが、これには
  対応していません。(EM−7)
 ・TIME$の初期値にはTOWNSの内蔵時計の値が入ります。ただし、TIME$
  ="00:00:00" のようなことをやっても内蔵時計には影響ありません。(E
  M−7)
 ・SUB NMIをOFFにすると、カーソルが表示されず、サブのタイマ
  割り込み・PFキー割り込みなどが使用できなくなります。(EM−7S)
 ・カーソルキーを2つ一緒に押すと斜めにカーソルが動きます。(結構便利
  ?)


〈キーボード〉

 ・親指シフトキーボードでは、「変換」「無変換」でカナモードへ、「英字」
  で英大文字モードへ移行します。英大文字モードで「英小文字」を押すと
  英小文字モードになります。
 ・[CTRL]+[SHIFT]+[任意のキー]でグラフィック文字が入力できます。
 ・[CTRL]+[SHIFT]+[0]によるオートリピートの解除には対応していません。


〈PSG〉

 ・PSGレジスタへ書き込む順番によってはうまく鳴らない場合があります。
 ・ノイズ周波数の変更はできません。
 ・PSG音源はFM音源と共用になっています。(AVシリーズと似てる?)
 ・-i オプションでPSGの音色変更機能が使用できます。

   PSGの音量レジスタに〈127+音色番号(1〜128)〉を書き込むことで
  "PSG.FMB" の中から音色が選択できます。

  (例)SOUND 8,127+55      チャネルAを55番の音色にします。

  なお、デフォルトのPSG音色は77番で、残りの127音は、"FM_1.FMB"と同じに
  なっています。好きな音色に入れ換えたりしてみてください。


〈FM音源〉

 ・TOWNSと7シリーズのFM音源の特性の違いにより、音色の感じが異
  なる場合があります。
 ・PLAY@,PLAYHG などでの演奏が遅い場合には、-m オプションで割り込み間
  隔を変更すると、ある程度改善できます。

  一応、デフォルトでは理論的な基準に設定していますが、処理の重さなど
  もあって演奏が遅くなる傾向があるようです。

  PLAY@,PLAYHG では、タイマAがテンポに使われているようなので、これを
  少し速めにしてみてください。

    (例)-ma0.7   ( 0.5〜0.9くらい? )

  タイマBはLFO(音量や音程の揺れ)などに使われてるようで、これも
  重たくなる原因になってるようです。この場合、ちょっと遅くしてみてく
  ださい。

    (例)-mb2.0   ( 2.0〜4.0くらい? )

  386機種では、処理が追いつかないので正常な演奏ができませんが、-t
  オプションと同じように遅めに設定するといいかもしれません。


〈ジョイスティック〉

 ・FM音源カードのジョイスティックや、AVシリーズ標準のジョイスティッ
  クと互換性があります。
 ・ジョイスティックポートは、左側が1番、右側が2番になります。


〈プリンタ〉

 ・プリンタの種類は7シリーズ対応のMB系やFMPR系が理想ですが、ESC/Pでも
  リストとハードコピーくらいなら取れると思います。


〈ディスク〉

 ・TOWNSでセーブしたFDは、7シリーズで読めない場合があります。
  (ディスクのヘッド幅が違うためです。)
 ・書き込みは256バイト/セクタ固定です。
 ・読み込みは128〜1024バイト/セクタに対応できます。


〈カセットテープ〉

 ・この機能は、16bit PCM 搭載機種のみ使用可能です。
 ・TOWNSの AUDIO IN/OUT 端子にカセットデッキを接続して使用して下
  さい。
 ・読み込み・書き込みとも可能です。
 ・デッキやテープの状態によってはうまくいかないかもしれません。
 ・うまく読まない場合、メニューでテープ位相を変えてみてください。


〈仮想FD〉

 ・7シリーズのFDを丸ごとDOSファイルに変換し、そのファイルを仮想的
  なFDとして使う機能です。
 ・仮想FDファイルの作成はTM−7でおこないます。
 ・特殊なフォーマットのFDは変換できないこともあります。
 ・読み込み・書き込みとも可能です。
 ・仮想FDファイルをFD上で使うことも可能ですが、0ドライブをBドライ
  ブのファイルに割り当てたりすると結構混乱します・・・。
 ・仮想FDファイルの拡張子は ".VFD" としてください。


〈仮想TAPE〉

 ・カセットテープのプログラムをDOSファイルに変換し、そのファイルを仮
  想的なテープとして使う機能です。
 ・仮想TAPEファイルの作成はTM−7でおこないます。
 ・特殊なフォーマットのテープは変換できないこともあります。
 ・仮想TAPEファイルの作成は 16bit PCM搭載機種のみで可能ですが、出来
  上がった仮想TAPEファイルの使用は全機種で可能です。
 ・読み込み・書き込みとも可能です。
 ・メニューで割り当てるときに、新しいファイル名を入力すると新規にファイ
  ルが作成されます。
 ・追加で書き込むとその分ファイルサイズも大きくなりますが、一度大きくなっ
  たファイルを切り詰める機能はありません。(バイナリエディタでカットす
  るしか・・・)特定の位置を頭出ししておいて、上書きすることは可能です。
 ・仮想TAPEファイルの拡張子は ".VTP" としてください。


〈RS−232C〉

 ・対応している割り込みは、RxRDY(受信レディ)のみです。
 ・386機種で300bps、486機種で1200〜2400bps程度が限界のようです。


〈漢字ROM〉

 ・BIOSコールによる方法では第二水準も読み出せますが、I/O読み出し
  では第一水準までです。


〈その他〉

 ・BIOS機能をフックするために、ブートROMや各BIOSのエントリ
  に6809の未定義命令($14)をパッチしてあります。ブートROMの内容
  を見て機種判断するようなプログラムは誤動作する場合があります。
 ・下の対応一覧にない機能を使ったプログラムを実行すると、暴走すること
  があります。(あくまでエミュレータ上での暴走ですが・・・でもI/O領域に
  ムチャクチャ書かれたりしたらホントに暴走するかも)
 ・BIOSレベルの対応にないものでも、I/Oレベルの対応によって動作
  可能なものもあります。例えばサブシステムとのやり取りはBIOSレベ
  ルでは未対応ですが、I/Oレベルの対応によって実現しています。逆に
  FDのアクセスなどはBIOSのみの対応で、I/Oによる直接制御はで
  きません。

     ┌─────────────────────┐
     │    《エミュレート対応一覧》         │
     ├─────────────────────┤
     │◎BIOSレベル                     │
     │                                         │
     │ FDのリストア・リード・ライト         │
     │ 漢字ROMの読み出し                   │
     │ テープのリード・ライト                  │
     ├─────────────────────┤
     │◎I/Oレベル                      │
     │ 〔メインCPU〕                   │
     │   <アドレス>      <機能>                   │
     │ $FD00-$FD01 キーコードデータ           │
       │               プリンタ出力データ         │
       │  $FD02    プリンタステータス         │
       │            IRQマスク(KEY,TIMER,RxRDY)    │
     │ $FD03    ブザー・スピーカ制御      │
       │            IRQフラグ(KEY,TIMER,拡張)    │
     │ $FD04    FIRQフラグ(ATENT,BREAK)      │
     │ $FD05    BUSYステータス                  │
     │        サブCPUのHALT・CANCEL    │
     │ $FD06-$FD07  RS−232C             │
       │  $FD0D-$FD0E  PSG                     │
     │ $FD0F    バンク切り替え             │
     │ $FD15-$FD16 FM音源                │
       │  $FD20-$FD23  漢字ROM                 │
     │ $FD37    ディスプレイページ制御          │
     │ $FD38-$FD3F パレット機能              │
     │−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−│
     │ 〔サブCPU〕(EM-7S)                 │
     │   <アドレス>      <機能>                   │
     │  $D400-$D401  キーコードデータ           │
     │  $D402        キャンセルIRQアクノリッジ            │
     │  $D403        ブザー                     │
     │  $D404        アテンション割り込み       │
     │  $D408        CRT表示                 │
     │  $D409        VRAMアクセスフラグ     │
     │  $D40A        BUSYフラグ             │
     │  $D40E-$D40F  VRAMオフセット         │
     ├─────────────────────┤
     │◎割り込み                               │
     │                                         │
     │ BREAKキー割り込み                        │
       │  ATTENTION割り込み(PFキー,タイマ)             │
       │  KEY割り込み                             │
       │  TIMER割り込み                           │
       │  RS-232C割り込み(RxRDY)                  │
       │  FM音源割り込み                     │
     └─────────────────────┘



□□【原因と対策】□□  [Return to TOP MENU]

  EM−7は、FM−7のソフトに手を加えることなく、そのまま動作させる
 ことを目標にしていますが、それでもまだうまく動作しないものもあるようです。
 ここでは、それらのケースの言い訳・・じゃなくて原因と対策について、思い
 つくものを書いてみます。


〔FDのソフトが起動しない〕

  市販のFDのソフトには、コピープロテクトされているものが多くあり、
 TOWNSのFDドライブとの相性が悪いと起動しません。
 皮肉な話ですが、いわゆるコピーツールでコピーされた物のほうが動作する
  可能性は高いと思われます。

  プロテクトとは関係なく、単純にTOWNSのドライブとFDの相性が悪
  い可能性もあります。別のFDへボリュームコピーしただけで起動した例も
  ありました。


〔途中で止まってしまう/音が出ない〕

  タイマ割り込みが早すぎるのかもしれません。(EM−7で大丈夫でも、
 EM−7Sだと処理が追いつかない場合もあります。)-t , -m オプション
  で少し遅くしてみてください。

  SUBのNMIがOFFだと動かないものもあります。ONにしてみてく
  ださい。


〔テープを読みにいったまま〕

  メニューのオプションでテープの位相を変更するとうまくいく場合があり
  ます。

  テープの読み込みで直接I/Oを使っているのかもしれません。仮想TA
  PEでもデバイスにアクセスしている様子がない場合、おそらくこれが原因
  でしょう。残念ながら対応方法はありません。


〔FM音源の音楽再生が遅い〕

  起動オプションで、タイマ割り込みの時間を調整してみてください。
  486以上の機種ならば、次のオプションでだいたいうまくいくと思いま
  す。

    -ma0.7 -mb2.0


〔MAGUSが動かない〕

  ピンボールゲーム「MAGUS」は一部にパッチを当てることで動作する
  ことが確認されています。(テープ版のみ確認)

  ・パッチ箇所

   "TAPESUB"  START:&H2000 END:&H2FFF ENTRY:&H2000

         20FB番地:7F → 7D
         20FE番地:7F → 7D

  FD版については未確認ですが、同様の場所を探してパッチを当てること
  で動作するかもしれません。

   ・6か所ある "CLR $D40A(7F,D4,0A)" のうち、3・4番目を
    "TST $D40A(7D,D4,0A)" にする。



□□【転載条件など】□□  [Return to TOP MENU]

	EM−7はフリーソフトウェアです。
  転載・配付は自由です。商利用については(ないと思うけど)ご連絡ください。



□□【変更履歴】□□  [Return to TOP MENU]

 【R1.1】

  ・スピードアップ
  ・PSGに対応
  ・サブシステム割り込み(PFキー,タイマ)対応
  ・タイマ割り込み対応
  ・キー割り込み対応
  ・プリンタ対応
  ・キーボード関係のエミュレート強化
  ・ディスク書き込みの改善

 【R2.0】

  ・若干のスピードアップ
  ・7シリーズオリジナルフォントによる表示
  ・RS232C対応
  ・カセットテープ対応(16bit PCM 搭載機種のみ)
  ・アクティブページ制御対応
  ・PSG対応の強化
  ・I/Oレベルでの漢字ROM対応
  ・FDの256バイト以外のセクタ長に対応(読み込みのみ)
  ・GUIメニュー採用

 【R2.1】

  ・サブCPUエミュレートに対応。サブモニタ版も同時収録
  ・FM音源、ジョイパッドに正式対応
  ・画面アスペクト比調節機能
  ・仮想FD、仮想TAPE機能
  ・TIFF保存機能
  ・GRAPHキーの入力に対応
  ・RS−232Cの無効/有効の切り換え可
  ・PSG音色変更機能の無効/有効の切り替え可
  ・EM−7関連ツール類の統合化

 【R2.1A】

  ・ジョイパッドのキー割当機能



□□【最後に】□□  [Return to TOP MENU]

  最後に、感想や動作報告をくれた方、テストに協力してくれた方にお礼を申し
 上げます。

  バグ情報・要望などがありましたら、メールまたはNIFTYのFTOWNSの会議室な
 どへお願いします。

                             TODAKEN
                                    E-mail : todaken@i-cf.com
                            todaken@mail.com