シラサギ類の識別

ダイサギとチュウサギの識別が、意外と難しい。
少々眉唾物のカラシラサギ情報を聞くことがある。

そこで、見慣れているはずの、シラサギ類をあらためて展示してみた。


 嘴・口角・目先の色
ダイサギ(冬) 
 チュウサギ(冬)
 夏羽から冬羽に換わる途中は、ダイサギでも嘴の先だけが黒いことがある。 だから、嘴の先が黒いだけでチュウサギと識別することはできない。
 ダイサギの方が明らかに嘴が長い。
 目の下の嘴の切れ込み(口角)が、ダイサギでは目の後ろまで伸びているのに対し、チュウサギの口角は、目の下まで。
 目先の色は、ダイサギの方が青みがある。











コサギ
  
アマサギ(冬)
  コサギの嘴は年中黒。目先の色は、淡黄色から黄緑色まで様々ある。
 アマサギの嘴は年中黄色で、普通に見られるシラサギ類4種の中で、最も短い。













体型と大きさ
 
 ダイサギ

  左チュウサギ 右ダイサギ

  
















 ダイサギが伸ばした首は、明らかに体より長い。チュウサギが首を伸ばしても、体より長くはない。

  左コサギ 右チュウサギ
  アマサギ 首を伸ばしてもこの長さ。
 クロサギ(白色型)
足が短く、前傾姿勢が多い。



















カラシラサギ
1998年8月 千葉県船橋海浜公園 夏羽
 


















 こちらは、ある年の8月、千葉県谷津干潟でカラシラサギと考える人が多かった個体。
 嘴の基部が黄色、先が黒であることが主な根拠だったようだが、これはコサギ若鳥。

 埼玉県越谷市のサギのコロニーで撮影したコサギ若鳥。
 嘴の基部が黄色の個体は普通にみることができる。

 













解説なしの展示コーナー


































































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