「愛宕山鉄道ケーブル廃線跡「

 

2002.12.15(日)。愛宕山を訪れたのは今年何度目になるだろうか?      
以前、愛宕山中を徘徊していて、偶然ケーブル線跡に飛び出した事があるんです。
その時から、一度ケーブル跡を全行程歩いてみたいと思っておりました。昭和初期に
廃線になったと言う、言わば『幻』のケーブル鉄道であります。地元の人でも知っ
ている人は少ないとか。今回に遠足には、私が以前に参加しておりました『PTYX』
のベーシストF氏が同行して下さいました。                  

 

清滝にある愛宕登山口鳥居の横手にあるガレージが、ケーブル鉄道の始発駅である『清滝川駅』の跡地であります。
写真右手にある階段状の石段が当時の名残でありましょうか?

清滝川駅から歩き始めて暫く進みますと、立ち入り禁止の札の下がったロープが。
ゴメンなさい。入っちゃいます。
今回の行程には、6ケ所のトンネルがあります。
第1、第2トンネルは距離が短く、懐中電灯なしで通れます。
写真は第3トンネル
内部が崩落しておりまして、通行不能になっております。
で、仕方なくトンネル右手より山越えで乗り越える事に。
途中、仕事道に出る迄は、急勾配をよじ登ります。

第3トンネル出口より再びケーブル道に戻りました。
間もなく第4トンネル。ここは通行可能で距離も短い。
写真は第4トンネル出口付近
線路が二股に分れております。
ケーブルの離合地点だったみたいですね。

第4トンネルを上から見下ろすと、こんな感じです。

第4トンネルを出てすぐにある高架橋の橋脚です。
トンネルといい、橋脚といい、こんな山中に......。大変だっただろうな。

第5トンネルです。
またもや内部崩落で通行不能。再び山越えするハメに。
トンネル右手を四つ這いでよじ登る。赤テープの目印を辿り、暫く登ると仕事道に出ました。
第5トンネル迂回中
表参道5合目小屋の裏手から大杉谷へ下る林道を横切りました。
第5トンネル出口に到着。
終点の愛宕駅方面を見てみるが、ケーブル道が延々続くのみ....。
第6トンネル手前の橋梁上から愛宕駅方面です。
トンネルの先にもケーブル道しか見えません。
3日程前に降った雪が残っておりました。
その雪に踏み跡発見!!
こんなところに来る物好きな人がいるんですね(笑)。
第6トンネルを通過しまして、次の橋梁上にさしかかった時に、ふと振り返ると、北山の山々の素晴らしい展望がありました。

その展望のきく橋梁から、愛宕駅方面に目をやると、そこには......

延々続くケーブル道(苦笑)。

ケーブル道の先に何か建造物らしきものが見えて来た。
どうやら終点の愛宕駅のようだ。
めでたく愛宕駅に到着
駅舎もホームもちゃんと残っておりました。
愛宕駅内部です。
相当老朽化が進んでいるようです。
2階に上がる階段もありましたが、登るのはヤメました(汗)。
愛宕駅の柱です。
どの柱もこんな感じで、いつ倒壊してもおかしくなさそうです。
ヒモが縛ってあるのは何故だろう??
もしかして気休めの補強なのか(爆)。
愛宕駅舎を表から見るとこんな感じです。
爽やかな朝には似つかわしくない、無気味なムードがありますね。

 

崩落していた第3、第5トンネル以外はケーブル道を歩ける事が分かりました。
しかし、2度の山越えがキツかった。とりあえず目的を達成致しましたので、山
頂の愛宕神社へは行かず、表参道を下山致しました。           

 

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