まず最初にBeOSではBeIDEという開発環境環境がついてくるので、
これを利用したプログラムの仕方について簡単に解説しようと思います。
(BeOS R5のPersonal Editionを利用している人は、
BeIDEはBeOS本体とは別にダウンロードする必要があります。
ftp://ftp.be.com/pub/beos/BeOS5-DevTools.zip
等からダウンロードしてきて、ルートフォルダで解凍してください。)
BeIDEを起動するとエディタと同じようなウィンドウが開きます。
BeIDEの場合は「プロジェクト」という単位でプログラムを作っていきます
大きいプログラムだとプログラムファイルが複数にまたがることもあるため
まずプロジェクトを作って、ファイルをあらかじめ束ねてコンパイルしなくてはいけません。
ここからメニューの[File] - [New Project]を選択します。
そうすると以下のようなウィンドウが開いたと思うので、
BeEverythingAppを指定して Createを押します
Create Folderは新しくフォルダをつくるかどうかという意味なので
フォルダ構成にあわせて適当に選んでください
「Create」を押したあと、プロジェクトを作成するフォルダを指定すると
画面は以下の様になります。これでプロジェクトは作成されました。
この後いきなりプログラムを作ってもよいのですが、
BeIDEではデフォルトで日本語が全て豆腐のように四角になってしまうので、
あらかじめ、日本語が通るようにしておきましょう。
この画面で [Edit] - [Preferences]をクリックしてください。
その後、左側の[Editor]の[Syntax Styling]をクリックすると以下のような画面になったと思います。
この[Text] [Comment] [Keyword] [Strings]という所を、日本語フォント(Haru Tohabaなど)に指定します
(Personal Editionを使用していて日本語フォントが無い人は
ftp://ftp.be.com/pub/beos/BeOS5-Japanese.zip
これで日本語の準備は完了したので、[Save]を押して設定を保存してください。
あとはプロジェクトのウィンドウで[File] - [New Text]を押して新しいファイルを作成した後、
ファイルアイコンをドラッグ&ドロップ、または[Project] - [Add Files]を選んで、
ソースファイルをプロジェクトに追加して
[Project] - [Make]を押せばプログラムの出来上がりです。
今回はBeIDEの使い方について簡単に説明しました。
ほかにもいろいろな機能があるので、興味のある人は調べて見てください。
/boot/develop/BeIDE/Documentation/BeOS[doc]/ フォルダ以下にいろいろな情報があります(英語)。
この文章では、プロジェクトの作成時にBeEverythingAppを選んでいます。
これは後々に作成するプログラムで、ある関数の実装が見つからないなどの
リンクエラーに悩まされないために、この方法を紹介したわけですが、
不必要なライブラリファイルを追加していると、終了時にDeskbarにアプリのアイコンが残るという現象に出会いました。
詳しい原因は不明なんですが、もしこのような症状が出たら、プログラム内で使用しているBeOSのKitに合わせて、
プロジェクトに追加してあるライブラリファイル(.soが最後についているファイル)を必要最小限に押さえてみてください。
ちなみに、どのKitのどのクラスが、どのライブラリファイルを使用するかは、
BeBookのクラスの詳しい紹介ページの一番上の部分に
Library: libbe.soなどと書いてあるので(これはBApplicationの例)、その名前と同じファイルをプロジェクトファイルの中に残しておいてください。
まぁ、基本的なGUIのみを使うのであれば、libbe.soとlibroot.soを、
CやC++の標準APIやSTLを使うのであれば、libc++.r4.soを残しておけば大丈夫です。
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