バトルチェス

<BATTLE CHESS>
⇒ゲームのコーナーに戻る


 我が愛しのINTERPLAY発売。
DECOアメリカの開発したNES(海外版ファミコン)用ソフト。
 デコ製と言う事で一筋縄では行かないゲーム・・・と思わせといて内容は単なるチェス。
本来の姿をしたチェスのコマが滑らかなアニメーションで動く。
当然、我々のよく知るシンボルの駒でアニメなしのプレイもできるが・・・、動く度に甲冑のきしむ音などのSEまでも入っており、ファミコンの荒いドットながら実に見ていて楽しいアニメに仕上がっているので見ないのは勿体無い。
そんな訳でルークは当然城壁なのだが、コレはゴーレムへと変化して地響きを立てて移動するのでけっこう驚いた。
弱点はアニメーションが重厚ゆえに、一手を指定して終わるまでにかなり時間が掛かると言う事だ。
 それにしても、ただのチェスにも関わらず、やっぱりデコマインドを忘れてはいない。
チェスのルールどうり、相手のコマのあるマスに自分のコマが入れば入られた側のコマが負けるのだが、それもまたフルアニメで展開される。
このアニメーションがなおざりなものではなく、コマ同士の組み合わせで全て違うアニメが用意されている。
これがまたデコらしいウィットに富んでいて実に良い。





例えばコレはチェスで最も見られるポーン対ポーンの戦いだが・・・


互いの槍攻撃を受け流しあっているうちに・・・


槍を落とし・・・


「イテェ・・・足の上に落としちゃったよ」


「イテェよぉ・・・」
ピョンピョン・・・


ザクッ・・・


「不覚・・・飛び跳ねているところを刺されちゃったよ〜〜」


ガクッ・・・


チ〜ン



他にも傑作なのはこのポーンVSナイト

いくぞ!


喰らえ!!


ポーンのイキナリの金的蹴りがジャストミート!



「ううう・・・」


ガクッ・・・


泡を吹いて気を失うナイト。



他にも・・・
キングの王冠奪い取り・・・

「今日から俺が王様だ!!」


地面を叩いて泣く王様。
・・・めっさ悔しそう!!
流石にポーンで詰めるという至難の技だけあって、実に面白い。
言うまでもなく王様を詰めるゲームだけあって、言わばこれはエンディングに等しい。
そのため、王様が倒されるアニメーションは気合入ってます。

ちなみに詰むと”葬送行進曲”が流れ、その後キングが負けるアニメに変わります。


ゴーレム(ルーク)に殴られてペラペラに・・・



ビショップの振り回す槍に・・・


ありゃりゃ・・・


フェイタリティ・・・



ナイトの剣術で・・・


ああ、服が・・・


「いや〜ん。まいっちんぐ・・・」




だけど、王様も負けてません。

VS クィーン


「ああ、愛しい王様」


「ジュテ〜ム〜〜〜」


キラリと光る刃物。
火曜サスペンス劇場!!


「殺られるものか!!」


「さくらと一緒にレリーズ!!」


ゴスッ!




バタッ・・・


「ふぅ、いっちょ上がり!!」


VS ナイト


「もう、しょうがないなぁ、のび太君は・・・」(ごそごそ・・・)


「はい! バクダン〜〜」


「プレゼントフォーユー!」


「えっ?」


「なに・・・これ・・・」


「ちゅど〜〜〜〜〜〜ん」



VS ビショップ


「お覚悟!」
「ったく・・・かったり〜なぁ」


「これな〜んだ?」
「ゲゲェ〜〜〜」


「ぎゃはは、踊れ踊れ〜〜」


「なんだ、もう当ったのかよ・・・」

いやもう、始めて見た時、数分間笑い転げた。



VS ポーン


「雑兵如きが・・・」


「くたばれ!無礼者」



VS ルーク


「世界一の目潰しじゃ」
(by 砂かけ婆)


体が縮む〜〜。
もはや、なにが出ても驚きません!




そんな訳で
『さすがDECOはチェスを作っても普通じゃ終わらせないよな・・・』
という一品です。
もし、アメリカやアジアの市場の片隅で見つけたら買ってみるといいかも・・・
だけどアメリカ版は、日本だと動かない可能性が高いから、やっぱりアジアで見つけるのがよいかもです。
では、最後にルークに潰されたナイトの姿でお別れしましょう。




 さよ〜ならぁ〜〜〜



⇒ゲームのコーナーに戻る